アゲハチョウ たまごと幼虫
2025年4月25日 07時53分ビオトープのハッサクの若葉にアゲハチョウのたまごと幼虫がいます。これから増えていくので理科の時間での観察をおすすめします。
鳥に食べられないように、鳥のふんのような色と形で自分を守っています。このあと、脱皮すると緑色の幼虫になります。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005302282_00000
ビオトープのハッサクの若葉にアゲハチョウのたまごと幼虫がいます。これから増えていくので理科の時間での観察をおすすめします。
鳥に食べられないように、鳥のふんのような色と形で自分を守っています。このあと、脱皮すると緑色の幼虫になります。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005302282_00000
4月26日(土)13:30~ 笠原地区まちづくり協議会に出席し、通学路変更までの経緯と、防災上の注意喚起を説明する時間をいただきました。資料を整理し、分かりやすい説明になるように準備しているところです。今まで学校ホームページで公開してきた情報に加え、地質と地形の資料を補足していきます。以下は説明の原稿です。
国土地理院の5万分の1の地質図「見付」で確認すると、笠原小付近の地質は3つに分類されています。
小笠山を形作っている「小笠層群」、三沢川の「段丘堆積層」、三輪から横須賀へと細長くのびる「砂丘砂」です。笠原小学校は段丘堆積層の上にあります。
三沢川は、長さの割に流域面積が広く、大雨が降れば急に増水し、小笠山を削った土砂を運んできます。地質年代で言う第四紀(約260万年前~)に、地震やプレートの活動などで、三沢川の両岸が盛り上がって一段高くなったところを河岸段丘といいます。地質図の記号でtdの部分です。笠原郵便局のあたりと笠原小学校のあたりが一段高くなっているのが、県道を通ると分かると思います。
河岸段丘は、三沢川や弁財天川によって削られ、砂が運ばれて川の東側に砂丘砂(記号はda)が砂嘴(さし)のように細長く積もっていきました。自然堤防とも呼ばれ、周囲よりも少し高いので、昔から集落が発達したところでもあります。
小笠層群(記号はOg)は、比較的地盤がよいと言えます。笠原小学校は、段丘堆積層(td)にあって、平地に突き出ているため、北側と西側を洪水のたびに削られてきました。もともと地盤が固くないところを川で削られて急な崖ができてしまいました。それらが今の「土砂災害警戒区域」となっています。砂の中に丸石が混じる数メートル以上の厚さの地層があります。しっかりと固まっていないので、人の手でも簡単に崩すことができるほどです。
最近の線状降水帯によるゲリラ豪雨などでは、崩れる危険が高いと判断されています。たとえ崩れなくても崖の樹木が倒れてくる危険もあります。
そこで、静岡県、袋井市土木事務所では、注意喚起を行い、平成29年3月31日付けで区域図を作りました。被害想定もあります。
昨年度の連合自治会長さんとコミセン館長さんが、袋井市に働きかけてくださり、高所作業車を使って、崖から道路に張り出していた枝をずいぶん切ってくれました。
それでも、子どもたちや保護者、教職員が日常的に通行する道路が安全になったわけではありません。せめて子どもたちの安全だけは優先的に確保しようと、通学路の変更を勧めました。
大雨のときだけ、通学路を変更することも考えましたが、連絡が徹底しないこともあるし、雨のあと崩れたり木が倒れたりすることもあると思い、三沢と柏木のPTA役員に相談しました。
通学路変更決定までの周知の期間が短かったせいもあり、不安に思われた地域の方もいらっしゃったと思います。改めて説明させていただきました。
「楽しい学校」にしようと、先生方や子どもたちに呼びかけている。校内研修でも「学びを楽しむ子」に焦点をあてている。
「楽しい学校」にするためには、職員室や教室が居心地のよい場所になることが大切だと思う。心理的安全性が土台になって、「楽しい学校」がつくられていく。
6年生の学級活動での話し合いが参考になる。ロイロノートの提出箱をのぞいてみると、自分たちで「直したいところ」が書きこまれていた。いくつか紹介する。自分たちで自覚できていれば、改善しやすい。6年生のこれからの取り組みと行動に期待している。
職員室を居心地のよい場所にするためには、先生方が弱音を吐ける雰囲気をつくるのがよい。袋井市の小澤教育監は校長たちにも「困ったら声に出そう」と呼び掛けてくださっている。先生方も自分一人で抱え込まずに、声に出してほしいと思う。
先生も子どもも、「できない」ことは(いっぱい)ある。
「できること」「わかること」を、できる人のレベルで求めすぎると、子どもたちも先生たちもつらくなる。大人も子どもも、伸びしろに期待して「任せて認める」ようにしていくつもりだ。校長としての大目に見る態度が、甘いと感じる方もいるだろうが、離職・休職や不登校につながるよりましだと思うのだ。
4月23日(水) 今年度初の登校時に強い雨が降った朝
校長が、子どもたちの登校の様子を職員玄関前で見守りました。強い雨の日には、学校敷地内の駐車場まで、保護者等の多く(6~7割程度)が、お子さんを自家用車で送ってきます。
昨年度までは毎回、管理職と教務主任が、誘導と交通整理を行っていましたが、本年度から取りやめようと思い、様子を観察していたのです。勤務時間外に交通整理をしていて、駐車場や土砂災害警戒区域内で万が一事故が起きたとしても、学校職員として責任が取り切れないからです。ただ、送迎を禁止するつもりはありません。
本日は、午前7時35分から7時57分までの間に47台の車が出入りしました。車を降りたあとの子どもたちの動きに危険がないかと、動線を確認していました。
昨年度は、最も多かったときには57台の送迎が短時間に集中し、坂道が渋滞しました。今朝くらいの量ならば、誘導や交通整理がなくてもよいかなと、思っています。駐車場内と北門につながる坂道が混雑しないように、送迎時間に幅をもたせたいと考えています。雨の日は、早めに児童昇降口を開錠しますので、午前7時30分から午前8時5分までの間で、送迎をお願いします。(遅刻の場合は、8時5分過ぎでもかまいません。)
また、車を降りてからの周囲の安全確認と、走って昇降口に向かわないように、保護者からお子さんへの注意喚起をお願いします。
送迎が多くなると、集団登校とならず、一部の子だけが大雨の中、徒歩での登校となってしまうことを心配しています。どうか、通学班の保護者同士で連絡を取り合うようお願いします。
コミュニティーセンターから北門までの坂道は、土砂災害特別警戒区域となっています。大雨のときは通行を禁止するか、状況によってはいっそのこと休校とすることも想定されます。ご承知おきください。
ご意見がある保護者の方は、コドモンや学校の電子メールでお聞かせください。
私には20年来、中古レコードを集める趣味があって、ときどき買い足している。2年ほど前に谷山浩子のLP「猫の森には帰れない」を安く手に入れた。1977年発売のアルバムだが、かなり状態がよかった。(今回は、校長私物の画像割愛)
B面には、あまんきみこ の「車のいろは 空のいろ」のお話をもとにした歌やせりふが入っている。運転手の松井さんも登場する。「白いぼうし」はないけれど、「すずかけ通り三丁目」「山猫おことわり」「本日は雪天なり」の歌がある。50年ほど前のレコードだが、今聴いても独特の世界観が心地よい。
4年生が「白いぼうし」のよい授業をしているのを参観して、久しぶりに「あまんきみこ」さんの本が気になった。学校の図書室に行くとちゃんと3巻そろっていた。
改めて大人目線で「白いぼうし」を読み直してみると、いろいろと気になった。
まず、コンプライアンスの件である。教科書では以前から修正が入っているが、原作では、「たけのたけお」くんのことをチビ呼ばわりしている。1968年初版の本だから、昭和のコンプラでセーフとされたのだろう。
次に、松井さんの不遇である。女児にタクシーを乗り逃げされたあげく、最後に「よかったね」もないものだ。夏ミカンも失い、ちっともよくない。松井氏に同情する。
それから、運転経路である。裏表紙には地図が載っているので、想像をふくらませることができるのだが、どの道を通ったのかよく分からない。「ほりばた」から特定困難なのだ。
推理してみる。城跡の地図記号はないが、私は「まんなか広場」の周囲に城堀があるとにらんでいる。大通りは駅前から西にのびる中央の道ではないか。駅前大通を西から東に進み、途中経路はよくわからないが、最後は団地の前(南)の小さな広場に着く。いかがだろう?
「白いぼうし」だけを読むよりも、ほかの話も一緒に読む方がおもしろさが倍増する。お金を払ってくれたお客なのに困ってしまうこともある。「すずかけ通り三丁目」は、おすすめである。ちょっと悲しくて、ちょっと怖い。
週末は、谷山浩子のレコードを聴きながら「車のいろは 空のいろ」をじっくりと読み直してみるつもりである。
4年生の本好きの子にも、あまんきみこ 作品のシリーズ読みをおすすめします。おもしろかったら、校長室まで感想を送ってくださいね。
ビオトープに生えているギシギシの葉がきれいに食べられています。葉脈しか残っていません。
ギシギシの葉を食べるカラフルなイモムシがいます。ハグロハバチというハチの幼虫です。
https://insect.design/blog/hagurohabachishiiku
てっきり、ハバチが食べたのだと思ったら、違いました。今回は、テントウムシでした。別のギシギシを見ると、テントウムシの幼虫がたくさんいました。ナミテントウの幼虫だと思います。すごい食欲です。
このあと、さなぎになってたくさんのテントウムシが観察できるでしょう。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005301603_00000
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0002160392_00000
テントウムシは種類が多いので、調べてみるとおもしろいです。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005400866_00000
4月20日、袋井・磐田両市で、市長と市議会議員選挙が行われました。笠原地区から立候補された方も当選していて、精力的に支えていた地元の方も安堵しているのではないでしょうか。
小中学校の教職員は、教育公務員特例法で政治行為が制限され、選挙運動を行うことは禁止されているため、自分で投票に行く以外は、選挙へのかかわりが薄いと感じます。
ところが、公立園の正規職員は(割り当てで)選挙そのものにかかわることがあるので大変です。3年間勤務した磐田市幼稚園保育園課での経験では、公立園の保育者に、期日前投票、選挙受付、開票作業などに従事してもらうことがありました。ある園長さんからは、「若いころ選挙の仕事によく当たったけど、夜中まで開票作業をして、朝から園に出勤したときにはつらかった。」と言う話を聞きました。
小中学校の教職員は、公立園のように選挙の運営に従事しなくてもよいのはなぜでしょうか?
小中学校の教職員は市町村の職員ですが、「設置者負担の原則の例外として、その給与については都道府県の負担とし、給与水準の確保と一定水準の教職員の確保を図り、教育水準の維持向上を図る。」と定められ、給与の3分の1を国が負担しています。
私たちは県費負担教職員と呼ばれ、市長に人事裁量権があるわけではないので、選挙事務等から免除されているのかもしれません。市で直接採用されている職員も学校にはいるのですが、会計年度や臨時での任用のため、やはり選挙事務を免除されているのではないでしょうか。園の正規職員に対して、申し訳ない気持ちがあります。
4月の忙しい時期に加え、今年は7月28日に参院選もあるため、園の先生のご苦労を思うと本当に頭が下がります。小中学校の先生には、公立園の正規職員の大変さを分かってもらいたいと思い、長々と書き連ねました。
毎年、教師や子どもたちの手で取り除いていますが、根が残ってしまうのか、また増えてきました。笠原小のビオトープで、気をつけなければいけない水草は3種類です。
まずは、ウオーターポピー(みずひなげし)、外来種です。葉が丸いので、すぐに分かります。
次はオオフサモです。
3つめはクレソン(オランダガラシ)ですが、今年はまだ目立ちません。
これらの植物は、水路を埋めつくしてしまうほど増えるので、取り除いて燃えるゴミで処分します。
これらの植物のかわりに、在来種のセリ、アサザ、コナギなどが増えると、里山の流れのような自然環境ができます。