校長のあたまのなか

ちょっといい話

2025年3月31日 12時37分
その他

 お昼時に地域のTさんという方が学校に来られました。この前のお礼にと、お菓子もいただきました。

 3月25日の午後、K先生から学校に電話がかかってきました。「浅羽中に行く途中に、バイクが転倒しているのを見ました。男の先生を何人か寄こしてください。場所は岡崎のセブンイレブンの近くです。」 

 さっそく、男性教員数名が現地へ向かい、バイクを起こして男性を助けました。

 そのときの方で、お宅は本校のすぐ東でした。「お怪我はなかったですか。」「あばら骨を2本折ってしまって、今でも咳をすると痛いです。あのときK先生に助けていただき本当にありがとうございました。」Tさんは、本校の卒業生だそうです。

 本校職員のやさしさとチームワークのよさを誇らしく思いました。

玄関前のソメイヨシノ満開

2025年3月31日 11時49分
環境教育

 きのうの内覧会の帰りに学校に立ち寄ると、玄関前のサクラが満開でした。

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こども家庭サポートセンター内覧会

2025年3月31日 11時20分
特別支援教育

 学区にあるデンマーク牧場にこども家庭サポートセンターが完成しました。30日の日曜日の午前に、内覧会に行って、施設を見せてもらいお話をうかがってきました。

 放課後等デイサービスもあって、4月から本校の児童も通う予定です。相談支援センターわかば(特定相談・障害児相談支援)、児童家庭支援センターたより、児童発達支援センターだいちがあります。特に「たより」と学校とは連携していく部分が多いと感じます。保護者のみなさんも子育てのことで、学校以外にも相談できる場所が地域にあることは心強いと思うのです。

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 箱庭療法で使うセットも新品でした。発達検査も行える体制が整っています。

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 放課後児童クラブの部屋です。

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 ゆうぎ室もすてきです。

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 幼児の療育を行うお部屋です。

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 幼児用のトイレもバッチリです。

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 給食も作れます。

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 ロビーと園庭です。ロケーションがすばらしい。

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直しておきました

2025年3月26日 09時44分
その他

 森のジップラインのワイヤーを張り直しました。もともと小さな子用の遊具なので、体重が30㎏をこえる子の使用はひかえてください。また、ワイヤーがたるんでしまいます。

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 クモのすネットもピンと張り直しました。でも、ロープとネットに伸縮性があってのびてしまうので、3人で乗るとネットが地面につきます。とりあえず、これで様子をみます。

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 「小さな森の小川」は、地面が乾いてきました。少しずつ小石を運んで水路を補修しています。池と水路には自然にわきだした水が少したまっています。

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 新年度になったら、子どもたちに森の名前を決めてもらう投票を行おうと考えています。名前の候補(こうほ)が4つになりました。

① (かさはら)からあげランド

② 森のビオトープ

③ 笠小ランド

④ わんぱくランド

春休みに学校で咲いている花

2025年3月26日 09時16分
環境教育

 校地を巡視しながら、観察してきました。「姫踊り子草」というおしゃれな名前をつけてもらえる植物もあれば、「立ち犬のふぐり(睾丸)」という名がつく植物もあります。雑草の中に格差を感じます。

カラスノエンドウ(外来種)

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ヒメオドリコソウ(外来種)

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オランダミミナグサ(外来種)

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タチイヌノフグリ(外来種) クワガタソウ属の植物です。犬なのかこん虫なのかよくわからない名前です。

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タネツケバナ(外来種)

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セイヨウアブラナ(外来種)

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ホトケノザ(外来種)

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 外来種ばかり見つかります。日本原産の植物はないかと探しました。ビオトープの東の端に、マメザクラ?がありました。

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 これは、アキグミ? 在来種かもしれません。花の形がおもしろいです。

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 ユキヤナギは、在来種だと思います。庭木によく使われます。

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 葉っぱしかありませんが、ゴヨウアケビは在来種です。

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卒業証書がない

2025年3月19日 13時13分
その他

 卒業式本番での本当の話

 司会の「卒業証書授与」の声で起立し、来賓に一礼、国旗に一礼して壇上に立つと、違和感に気づきました。卒業証書が置いてない・・・・辺りをさりげなく見まわしても、見つからない・・・・ テレビのドッキリ番組の企画のような状況でした。

 学級担任による卒業生の呼名が始まってしまい、児童が動いているのが壇上から見えました。「一度、動きを止めなければまずい。」卒業証書がセットされていないことを伝えようとしましたが、うまくいきません。このままだと、出席番号1番の子が目の前に立っても渡すものがない・・・

 放送担当のA先生に目配せしましたが伝わらず、やむなく小声で「証書を持って来て」と言いました。教務主任に伝え、あわてて証書を取りに行き、その間、直立不動のまま約2分間待ちました。会場の方々は、なんで止まったままなのか不思議に思ったことでしょう。

 その後は卒なく卒業式は進行しました。下の画像は、出席番号1番の子に渡すタイミングにギリギリ間に合ったところ。

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今からの10年間が人生の土台をつくる(卒業文集)

2025年3月17日 15時00分
その他

からの10年間が人生の土台をつくる 

校長 岡本正彦 

 「人生100年時代」と言われます。昔、織田信長のころには「人生50年」だったのですから、倍に伸びたことになります。実は江戸時代の後期でも、日本人の平均寿命は30歳程度だったそうです。 

 令和の今、長寿になった私たちは幸せと言えるでしょうか。かつてない変化の激しい時代に生き、多様性が叫ばれることから、何が正解なのかよく分からなくなってきています。生き方の手本が見つけにくくなっているのです。 

 そんな中で、これからの10年間はみなさんにとって、残りの人生で生かすスキルを身に付ける密度の濃い大切な時間となります。学歴、スポーツでの実績、特技、ボランティア等の体験を重ね、成長していくのです。 

 また、友人、先輩・後輩、教師、地域の人など人間関係の輪が広がっていきます。社会の中で人とつながりながら生きていく術を磨いていくことになるでしょう。苦手な人とは上手に距離をとって、つきあう方法も身に付けなくてはなりません。 

 食べて寝るだけの長生きの人生は、幸せですか。自分がやりたいことを精一杯やれる人生が、幸せなのだと思うのです。 

 どんな時代が来ようとも対応できるように、今からの10年間で自分を鍛え、自分の力を伸ばしておきましょう。 

 これからのみなさんの人生が、豊かで幸せなものになることを祈っています。

(令和6年度卒業文集への寄稿)

遠足について考える

2025年3月17日 13時39分
研修

 沿革誌の記事を読んでいくと、昔の笠原小学校の姿が浮かんでくるようで興味深い。昔の子は、かなりたくましかったと感心することがある。大正7年4月30日には、こう書かれている。

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 春季遠足ヲ行ヒ尋一海岸、尋二三四法多山、尋五六小笠山 高等科小笠山ヲ経テ法多山

(春の遠足を行った。1年生は海岸、2,3,4年生は法多山、5,6年生は小笠山、高等科は小笠山を通って法多山まで)

 ※ 高等科は、今の中1、2年で尋常高等小学校は8年間だった。

 大正7年4月30日を調べると、火曜日だった。1年生でも同笠海岸まで往復7㎞以上を歩き通したのである。当時の笠原っ子は健脚ぞろいで体力も今よりあっただろう。

 笠原コミュニティセンターでは、今でも秋に「歩け歩け運動」として法多山まで行っているが、片道で自由解散だという。

 笠原小学校でも当時をしのんで、遠足を実施したらおもしろいと思うのだが、職員は嫌がるだろうか。