校長のあたまのなか

「スマイル0円」を考える

2024年12月24日 09時18分
その他

 Mのマークの某有名ファストフード店のメニュー表には、もう40年近く前から「スマイル0円」が掲げられている。実際に注文する方はめったにないと思われるが、会社のサービスの理念として長年共有されているのは、すばらしいことだと思う。

 今では、カメラとAIで笑顔を感知してカウントすることができるようになった。磐田市では、園どうしを端末でつないで、挨拶の代わりに笑顔の数を交換、ポイント化する試みが官民連携のプロジェクトで行われていた。

 来年度にむけて、笠原小を笑顔があふれる学校にしたいと考えている。学校評価の分析からは、児童も保護者も教職員も「学校が楽しい」という項目の数値が思うようにあがってこないからである。

 「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しくなるのだ。」ということは、科学的にも実証されてきている。まずは、教職員から学校にスマイルをあふれさせたい。校長の独断で給与は上げられないから、「スマイル0円」となるが、効果は「スマイル100点」だと思うのだ。

 そう思って、鏡の前でスマイルをしてみた。「ニタニタして気持ち悪い」と思われないようなさわやかなスマイルは、なかなか難しい。冬休みの間、ひげをそるときに練習を重ねたい。 

頭がいい人とは

2024年12月20日 09時47分
その他

12月20日(金) 2学期終業式 校長の話

 2学期が始まった8月28日は暑くてたまらなかったのに、2学期の終わりには寒くなりました。2学期は、学校に来る日が79日間ありました。

 2学期の初めに校長先生は、ファーブルのように自分で確かめて、自分で学んでほしいと話しました。1年生から6年生まで、みなさんは知っていることやできることが増えました。1年生はカタカナや漢字が書け、繰り上がりや繰り下がりのたし算やひき算もできるようになりました。2年生は、かけ算ができるようになりました。3年生は、ローマ字やわり算もできるようになりました。4年生は、環境や福祉について学び、点字も体験しました。5年生の算数はかなり難しいのですが、割合や面積や図形の学習をがんばりました。6年生は、日本の歴史や古典についても学び、修学旅行で見聞を広めました。 

頭がいい人とは、たくさんのことを知っている人のことではありません。

大昔の中国に孔子というえらい先生がいました。「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」という言葉を残しました。難しいので、分かりやすく説明します。「たくさんのことを知っている子は、学習が好きな子にはかなわない。学習が好きな子も学習を楽しむ子にはかなわない。」

たくさんのことを知っていてテストで100点が取れる人は、学習が好きで楽しめる子には負けてしまうのです。算数のテストで60点しか取れなかったとしても、その子が算数が好きで楽しいならば、100点をとった子よりもすばらしいと思います。頭の良さは点数だけで決まるのではないのです。

親や先生からほめられるためではなく、楽しいから自分から進んで学べる子になってほしいです。全部の学習が好きにならなくてもいいのです。自分が得意でもっと学びたいと思うことを小学校で見つけてほしいと思います。

 3学期は49日間しかありません。先生とあなたたちが知恵を出し合って、楽しく学べる学校にしていきましょう。

 

校長室での6年生との会食

2024年12月17日 13時29分
その他

 12月になってから、6年生が給食を食べに来るようになりました。初めは、「教室はうるさいし、話を聞いてもらいたい」というので、「それならどうぞ」と受け入れていました。

 どちらにせよ、3学期からは校長室での6年生との会食を予定していたので、前倒しでもいいかなというくらいの気持ちでした。「定員は6人です。来たい人だけでよいです。決め方は任せます。」と伝えました。(正直言って、わざわざ望んで校長室で給食を食べたい子も多くはないだろう。特に男子は、おかわりもできなくなるし、来ないかもしれないな。)

 始まってみると、男子だけのグループで来ても大いに盛り上がって楽しく食べていました。

 今日は、女子のグループが来ました。誰が来るのかは事前に知らされていないので、扉が開くまでのお楽しみです。

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イラガの幼虫のこと

2024年12月16日 11時28分
環境教育

 朝見つけた幼虫のことが気になった。イラガの幼虫なのだが、違和感がある。こんなに丸っこかったかな? もっとけばけばしい感じだと思うが? 背中に点があったっけ?

https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/15/34/4531#frame-34

 冬に向けて栄養をたくわえて太り、けばけばが取れてしまった幼虫だと思ったが、ちがうみたいだ。調べてみると・・・・

 クロテンイラガという外来種だった。

https://www.okegaya-tombo.com/topics/2018/

https://blog.goo.ne.jp/k-musi/e/15d4bfbac4074f451871c00f6c99cd1b

https://pictureinsect.com/ja/wiki/Thosea_sinensis.html

小笠山に思いを寄せる

2024年12月13日 10時20分
研修

 学区にある荻原製茶の荻原克夫さんが、訪問された。本校の応援歌の歌詞のコピーを所望されたのだった。聞けば、お孫さんが歌っているのを聞いて、懐かしくなり、ご自身が発行している「遠州袋井 お茶紀行」の冊子に掲載してもよいか、とのことだった。克夫さん自身も「♬小笠の山の嶺つづき」で始まる応援歌を今でも歌えるそうである。

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 いただいた冊子を読むと、その内容の濃さに驚いた。産地、歴史、名所の3部構成である。特に歴史の部分の充実ぶりがすばらしい。荻原克夫さんの文責とあるから、かなりの才筆である。

 歴史の章に興味深い記述があった。

 昭和20年代まで小笠山は松材の大産地であり、当家は松材の製材所でもありました。拙宅の天井板は、当時1丈2尺の赤松をひいたものです。 ※1丈2尺は約3.3メートル

 この松林のおかげで小笠山は松茸の産地として築地でも有名でした。<小笠郡史> このため他人が山に入るのを監視する「松茸番所」がありました。

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(歴史の章 5ページの一部)

 本来の植生が戻り、小笠山がアカマツの林になって、マツタケがたくさん生えるようになったらと考えたら夢がある。小笠山が宝の山になる。お茶とミカンのほかに、笠原を支える農産物になるやもしれぬ。 

「鼓濤教育」がつくる未来の笠原を支える人材

2024年12月12日 15時00分
その他

 校長として、令和7年度学校経営構想を考えている。1月には職員に提示できるよう準備を進めているが、ずっと心に引っかかっているのが「鼓濤教育」というキーワードである。(以下のリンク参照)

https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/17/53/4483#frame-53

 「鼓濤教育原論」は、― 公立学校における長期の教育計画はいかにして可能かという壮大なテーマのもとに執筆されたが、未完のため、「鼓濤教育創造の為の具体的な方法」等を知ることはできない。目次の最終綱「鼓濤教育実行の結果」によれば、教師・児童・父母の幸福享受に寄与するものを目指していたのだと察せられる。

 いろいろと調べたが、その後50年間、笠原小学校では、「鼓濤教育」について、再定義、理論構築等を行うことはなく、漠然として本校ならではの教育全体を「鼓濤教育」と呼び、一部で使用してきたのだと思われる。10年近く前の「広報ふくろい」には、校風として以下のような紹介があった。

https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/material/files/group/15/150401_16.pdf

 50年前の理念が残っているのか、笠原コミュニティーセンターが主催する成人対象の教室や行事が今でも「鼓濤学級」と呼ばれ、活動が続いている。もとより、「鼓濤教育」は、学校だけでなく、地域を巻き込んだものだった。

https://fukuroi-comicen.jp/news/news-362465/

 コミュニティースクールや地域学校協働推進活動が進められる今、「鼓濤教育」を「笠原地区とともにある笠原小学校の教育」として再定義し、その理念や進め方を教職員と地域住民で、共有していこうと思う。令和7年度の学校経営構想は、校内のみならず、地域に発信するものとなる。「鼓濤教育」の理念や進め方の軸を考えてみた。

「笠原に親しみ、笠原を自慢できる子」をめざし、自然、文化、歴史、産業、防災等の地域学習を位置付け、地域人材との交流をさらに深める。地域を知り、調べ、まとめ、発信する探究学習を進める。キャリア教育の中でより良い生き方を考えさせ、笠原を愛し、未来の笠原を支える人材を輩出する。

 小学校での生活科や社会科、総合的な学習の時間の中で、地域学習に重点を置き、笠原のことを学び、笠原が好きな子を増やし、笠原の自慢を発信していく。笠原のことを学ぶために、笠原の地域人材の力をもっと学校に取り込んでいく。

 大人になっても笠原が好きで住み続ける子、笠原を離れても笠原に思いを寄せられる子を小学校から育てようと思う。そうすれば、人口減少が進んでも限界集落となることは避けられる。令和の「鼓濤教育」は、地方としての生き残りをかけ、未来の笠原を創り支える人材を育成するものとなろう。

「美文字書き取り」いいと思います

2024年12月10日 14時11分
授業

  漢字の指導方法については、いろいろと考えているところですが、静芳さんのYouTubeですてきな動画を見つけました。子どもたちだけでなく、先生方にも参考になると思います。

 「校長のあたまのなか」は、「書き取りでびっくりするような美文字を書けるようになれば、子どもたちも自信をもち、練習に意欲的に取り組むのではないか。」「すでに習った漢字を美しく書けるようになることが、漢字好きの子を育てる近道ではないか。」という具合です。

 実際に動画を見ながら、書き取り帳のマスで一文字ずつ練習すると、うまくなった気がします。一度、動画を視聴してもらい、賛同してくれる本校担任は、練習に取り入れてほしいです。

 学年ごとの漢字を1年生から公開しています。この動画は、本当に分かりやすいので、校長のおすすめです。

https://www.youtube.com/watch?v=xxFxj_0sJHs

 前学年の漢字を練習させてみてはいかがしょう。書き取りは、量より質の練習で漢字力を高めることができると思うのです。私が子どもだったら、担任にこう言われたらうれしいです。

「今日の宿題は、スペシャル書き取りです。前の学年で習った漢字を動画を見て、美文字で10字書きなさい。」

 動画のような美文字が書けていたら、大きな花丸を付け、子どもと共に喜びを分かち合いましょう。「この字、すごくきれいだね。」

11月進捗状況

2024年12月9日 09時04分
働き方改革

 11月分の自校集計では、常勤19名(支援員等を含む)の超過勤務時間(残業)の平均は、23時間42分だった。10月よりも2時間24分減った。45時間超は0人。教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、33時間20分と37時間33分だった。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、31時間54分(6年担任)だった。参観会や修学旅行があったが、10月よりは超過勤務が減っている状況は好ましい。12月の超過勤務時間の平均は20時間を下回ることを目標としたい。