授業
学校図書館司書の馬場さんが、給食のときに校内放送で絵本の読み聞かせをしてくれます。やわらかく聞きやすい声でお話を何回かに分けて読んでくれるのです。今回は「エルマーのぼうけん」です。
聞いているうちに、この話は以前、3年生の国語の教科書に載っていたのを思い出しました。職員室で話題にすると、すぐにネット検索が始まり、1992~2001年に国語教科書に掲載されていたことを教えてくれました。本校の保護者の中には、3年生で「エルマー、とらに会う」を教科書で学習した方がいると思います。
国語の教科書で子どもたちが出会う物語文は貴重だと思います。同学年の子どもたちが、数時間かけて同じ読書体験を共有するのですから。先生方には、物語好きの子が増えるように、工夫してくれることを願っています。
かつて、私が4年担任だったころ、新見南吉の「ごんぎつね」の学習をしつこくやりすぎて、学級の子どもたちから「まだやるの」と言われた苦い経験を思い出しました。
防災
今朝、土砂災害警戒区域の辺りを見回ると、樹木が伐採され、すっきりしました。業者のみなさんありがとうございました。
重さで枝や幹が折れたり、水を含んだ斜面が崩れたりしたときの被害を多少は軽減できるはずです。ただ、春になれば、新しく枝が出てくるので、定期的な管理が必要だと感じます。
子どもたちの登下校のときには、崖に近いところを歩かないように指導していきます。
防災
雨の中、作業が続いています。崖から飛び出していた樹木の枝が、少なくなりました。児童の下校時に迂回路へと誘導しました。
環境教育
樹木の伐採の場所が変わったら、カラスが騒ぎ始めました。巣でもあるのかもしれません。クチバシが細く、すっきりした顔のハシボソガラスです。
学校の周りには、別の種類のカラスもいます。クチバシが太く、おでこが出っ張っているハシブトガラスです。
防災
茶畑の上の農道に高所作業車を入れて樹木の伐採が始まっています。子どもたちの下校には影響ありません。
木が多すぎて、伐採した部分があまり目立ちません。奥に重機があるところの上部の枝が少なくなりました。
防災
コミュニティセンターから正門への坂の崖の樹木を市で伐採してくれることになりました。自治会が市に働きかけてくれたおかげです。9月26日(木)午前8時30分から作業開始です。車両の通行を制限する時間がありますので、ご注意願います。
高さ8mの高所作業車を入れて、崖から飛び出している樹木を切ってもらいます。すでに枯れている樹木もあるので、撤去してもらいます。
能登地方での大雨での土砂崩れなどの被害状況を見ると、他人ごとではありません。
茶畑の横から崖を見下ろすとこんな感じ。奥に見えるのが校舎です。農道には一部ガードレールがついています。子どもたちがこの道を歩くことはありません。
この木が枯れています。
電線にかかる部分は、今年、中部電力が切ってくれました。
樹木の遷移の初期に生えるアカメガシワや、照葉樹林であるクスノキの大木、観賞用に植えたソメイヨシノなどの樹木が混在しています。崩れた土砂や枝などがネットにもたれかかっているところもあります。
防災
本日の昼休みは、予告なしの避難訓練でした。朝は涼しかったのですが、晴れて気温が上がり、運動場で座って話を聞くのはつらいと判断し、運動場に避難できたら、学級ごとに確認して、教室に戻らせました。教室に戻ってから、校内放送で話をしました。
運動場で遊んでいた子はそのまま集合し、最後の学級が運動場に集合できたのが、放送3分後。速やかな避難でした。人員確認もスムーズでした。
地震のゆれが地面を伝わる速さは、とても速いです。もし、袋井駅の真下で地震が起きたら、笠原小が揺れ始めるまでに1秒もかかりません。揺れが伝わる速さは1秒間に約6㎞、時速約2万㎞です。東京で地震が起きると、40秒後には袋井も揺れています。今から20年前の10月に起きた新潟県中越地震は、最大震度7で上越新幹線が脱線して止まりました。1日は24時間ですが、学校にいる時間はそのうちの3分の1くらいです。学校にいないときに地震がくる確率の方が高いです。近くに大人がいないときに地震が起きたらどうすればよいのかを担任の先生やおうちの人と話し合っておきましょう。