その他
朝の読み聞かせで3年生の教室に行きました。図書室で「かわいそうなぞう」の絵本を探して持っていきました。
上野動物園の実話をもとにした悲しいお話です。かなり前は、教科書にも載っていたそうです。子どもたちは静かに聞いていました。
ドラえもんの作者の藤子不二雄さんは、この象をドラえもんに助けさせています。てんとう虫コミックス5巻の「ぞうとおじさん」です。読み聞かせのあとにこのことを話すと、Kさんは、象をどうやって助けたのかを知っていました。さすがです。
今、世界では紛争や戦争が起きていますが、動物園の大型動物は同じように殺処分されてしまうのかと気になりました。
園と小学校との接続
土曜日に雨で延期になり、10月6日(日)に開催されました。
午前9時にスタートし、午前10時30分には終わりました。先生方がよく動いていて、チームワークがよいことに感心しました。おうちの方たちも約90名の参観がありました。
ずっと抱っこされたまま運動会に参加した子もいました。先生方の優しい声掛けや支援の仕方は、小学校教員の参考になることばかりでした。運動会の様子が伝わるように、かけっこのときの後ろ姿の画像を1枚使わせていただきます。
小学校の運動会も、長い時間をかけずに午前中で終わらせるほうがよいのではないかと、個人的には思ってしまいました。
年長のそらぐみのみなさん、11日の金曜日は、小学校でお待ちしています。2年生との交流を楽しみましょう。
環境教育
職員室の網戸にクサキリがいました。キリギリスのなかまです。
〇〇キリという名前のキリギリスのなかまは、いっぱいいます。カヤキリ、ヤブキリ、ササキリなどです。
姿の似た虫には、クビキリギスやセスジツユムシなどがいます。
クサキリの中にも、ヒメクサキリ、ヒサゴクサキリなどがいて、さらにややこしくなります。
名前も姿もよく似た虫がいっぱいいて紛らわしいのですが、親しくなると、すぐに名前を覚えるようになります。子どもたちにとって、ウルトラマンやポケモンなどの姿の違いをすぐに見分けられるようになるのと同じことです。でも、虫に親しむ経験がなければ、すべて「ムシ」になります。昆虫の名前など知らなくても生きていけますが、知っていると少しだけ人生が豊かになると思うのです。
環境教育
昼休みになると、校長室のガラス窓をコンコンと叩く子が来ます。「ビオトープに行こう」と誘ってくれるのです。
ビオトープは、敷地内の教師の死角にあり、スズメバチの巣もあったことから、子どもたちだけでの立ち入りを禁じていました。だれか先生がいれば、行ってもよいと考えたのか、校長を誘うようになりました。
ビオトープに行くと、別の子たちも集まってきます。
小川をのぞきこむと、メダカの群れが、見えない糸で引っぱられているように逃げ出しました。
「あみをもってきてもいい?」と頼まれたので許可すると、
「何の魚かな」3年生が言うと、
「メダカだよ」と、5年生が答えました。
「でも、メダカじゃないのもいる。」と、3年生。私も気になって網の中をのぞきこむと、確かに、ひれの形や位置がメダカとは違います。
「つかまえてもいい?」弱っているのか、アゲハチョウは男の子の手でつままれました。
ビオトープにアサギマダラを呼ぶように、夏休み前にフジバカマを植えました。秋の七草の1つでもあります。かなり育って、花が咲きそうです。
今度は、ウマノスズクサを植えて、ジャコウアゲハが育つようにしてみようと思います。本校ビオトープをバタフライガーデンとしてグレードアップしていくのが楽しみです。
園と小学校との接続
青空にすじ雲。秋っぽくなりました。でも午後から明日にかけて雨。10月5日(土)に行われる笠原こども園の運動会の日は晴れますように。
防災
10月3日(木) 午前7時30分 フェンスの上で人が動いているのが見えました。笠原コミュニティセンターの館長さんでした。土砂災害警戒区域のフェンスに絡みついたつるや枝を一つずつ切り離してくれていました。朝早くから頭が下がります。学校の安全は、地域の方々のおかげで支えられていることを実感しました。
その他
10月2日(水)、3日(木)の2日間、3名を受け入れます。いろいろな職場の中から、教育関係を選んでくれた中学生に感謝して、教員の魅力を伝えたいと思います。
日程説明のあと、校長室で講話を行いました。「小中学校の教員になるには」「小学校という職場を楽しみましょう」という2つの内容で話しました。私の教員免許状を実際に見せながら、国家資格であること、教員採用試験があること、その後のキャリア形成について話しました。守秘義務についても確認し、子どもたちといっぱい話をしてくるように励ましました。
偶然にも、今回来てくれた中学生2名は、私が6年前、浅羽東小学校教頭だったときに、2年生だった子たちでした。教室にもよく出入りしていたので、名前を見たときにピンときました。あのころに比べてずいぶん成長して、しっかりしてきたことをうれしく思いました。
働き方改革
9月分の自校集計では、常勤20名(支援員等を含む)の超過勤務時間(残業)の平均は、20時間28分だった。45時間超は、0人。教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、22時間37分と36時間29分だった。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、26時間41分だった。
9月は、参観会、学校運営協議会、静西教育事務所訪問等があり、授業や教室掲示の準備があった。また、夏休みの課題の確認、運動会や新体力テストの準備、全国学力学習状況調査の結果分析等もあった。台風20号接近に伴う休日対応もあった。それなりに忙しい月だったはずである。
それにもかかわらず、本校の先生方が、勤務時間開始30分前を目途に出勤し、勤務時間終了後30分後を目途に退勤するという、1日1時間の超過勤務を維持してくれているのは、すごいことである。
自画自賛かもしれないが、これだけ働き方改革が進んで、ストレスチェックの結果も抜群に良いのだから、表彰してもらいたいくらいである。
校長としては、職員がやりがいを感じ、気持ちよく仕事してくれるようにサポートすること、職員が日ごろがんばっている姿をホームページでこまめに発信することを心掛けたい。先生方に余裕があれば、子どもたちに対しても優しく余裕をもって接することができると信じている。