その他
2月3日(月) 会礼での校長の話です。
校長先生は、笠原小学校にある森を遊び場にしようと思って、少しずつ準備を進めてきました。そりすべり用のゲレンデ、つなわたりロープ、一本ブランコ、ジップライン、ひみつきちを作りました。先週から昼休みにもたくさんの子たちが遊びに来ています。学校の中にこんなにすてきな場所があるのに、20年以上も放っておかれたのがもったいないです。この場所に名前をつけようと2年生と4年生にメッセージを送りました。
今、名前のアイデアが2つあります。1つめは、「笠原からあげランド」みんなが大好きな給食のメニューの名前が入っていてすてきです。もう1つは、「森のビオトープ」です。森の中に昔作ったビオトープが残っているからです。みなさんはどちらがいいと思いますか。4月になったら、名前を決めて発表しようと思います。ほかにもいい名前を思いついたら、ロイロノートで校長室まで送ってください。

学校を楽しくするためのアイデアを募集したら、「テレビに出たい」と3年生に言われました。みんなはどうですか? 学校でテレビに出たいと思う人は手を挙げてください。(場がざわつき、全校児童の3割強くらいの手が挙がりました。)
でも、今の笠原小学校は、テレビ局に申し込んだとき選ばれるでしょうか。日本には、小学校がおよそ1万9千(中学校がおよそ9800、高等学校がおよそ4700)もあります。私がテレビ局の人だったら、ほかの学校とはちがうすてきな学校を選びます。そんな学校になるように、笠小の自慢や楽しいことを校長先生といっしょに学校ホームページで伝える「こどもリポーター」を募集します。やってみたい人はロイロノートで申し込んでください。みんながタブレットで書いた記事を、ホームページにどんどんアップします。すてきで楽しそうな小学校なら、テレビ局の方から取材したくなるでしょう。
わたしたちの笠原小学校を、自慢いっぱいの楽しい学校にしていきましょう。そのためには後ろで立っている先生たちだけが張り切ってもダメです。みんなの力が必要なのです。3月までにテレビ局を呼ぶのは難しいですが、4月からの1年間で、テレビ局が取材したくなるような学校になるように「考える子」になってください。
多くの子どもたちも、先生方も「本当にテレビ局なんて呼べるの?」と半信半疑の顔でした。
20年ほど前、私が磐田市立向笠小学校で4年生の担任していたとき、SBSとNHKのテレビ局が、ほぼ毎月教室に取材に入りました。「夢花咲とんぼ隊」という名前で学校ビオトープにベッコウトンボを呼ぶ活動をしていたのです。東京や三重県で発表したときも、ずっとテレビカメラがついていました。「とんぼのことをよく知っている小学生がいる」と、何度もニュースに出たり、ドキュメンタリーの番組になったりしました。1つのクラスでも本気を出せば、日本一の賞をとったり、静岡県代表に選ばれて発表したりできることが分かりました。単学級で35人の4年生たちは、テレビに何度も出て、自信を付けました。テレビに出るたびに、地域の方からも温かい声を掛けていただき、子どもたちの励みになりました。笠原小学校でも、やればできると思うのです。
会礼のあと、さっそく5年生の女子たちが校長のところに来ました。「レポーターやってみようかな・・・」 よし。採用。
環境教育
冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んできます。この冬で一番高い積雲堤です。もとあった積雲堤の上に新しい雲ができています。積乱雲のように盛り上がってきたり、灰色の雲になってきたら、この辺りにも風花が舞うかもしれません。
定点観察の写真と天気図をのせておきます。5年生での理科の学習を生かして、雲や風に敏感な子が育つといいです。



環境教育
昼休みには、2年生から6年生まで40人以上が、整備した森に遊びに来ました。3人の教員で見守りました。5,6年生には紹介していなかったのですが、初めて来て、楽しんでいました。
「いつのまにできたの? 楽しい。」と、大満足の様子でした。
ただ、ジップロープは、高学年の子の体重に耐え切れず、ワイヤーがたるんできてしまいました。改良が必要です。土曜日の資源回収のあとに、おうちの人といっしょに遊んでいる子がいました。そのお父さんは、子どものころ、この森で遊んだそうです。

(上の画像は、グーグルマップのものを一部加工しました。)
面積を学習した4年生にパフォーマンス課題を出しました。
「学校の森の面積をできるだけ正確にはかって、校長先生に報告しなさい。」
この森は、三沢川の河岸段丘の崖の部分になります。笠原小がある高台の部分は、小笠山を構成する小笠層群の地層ではなく、河岸段丘です。地質図を見ると、笠原郵便局の辺りの盛り上がりと笠原小の辺りが段丘面になっています。5万分の1地質図「見付」で見ると分かります。ただ、ネットの地質図Naviで、現在の地図を重ねると誤差で少しずれてしまっています。
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#14,34.69022,137.95373
働き方改革
1月25日(土)の午前8時から資源回収を行いました。約30分で終了しました。来年度からは、役員の負担軽減のため、コンテナを設置するなど別の方法での開催を検討しています。


その他
朝の登校の様子を見守っていると、3年生の子どもたちの中から、「見たよ。テレビに出たい。」と言われました。どうやら、昨日の昼にロイロノートで送ったメッセージに反応してくれたようです。
「いいけど、どんなテレビなの。」(ネコの事件のマスコミ対応が頭をよぎる。)
「あたらしいかぎ」
何のことかよくわからず、「考えておくね。」と答えました。
校長室のパソコンで、ロイロノートの提出箱を確認すると、3年生だけでなく、5年生からも返事がきていました。学校での生活や学習が楽しくなるように、「こんなこといいな できたらいいな」と思うアイデアを教えてほしいという呼びかけに、こんな意見がとどいています。コメントをつけておきます。
① 小学生がおどかすきもだめし
学校のとなりはお寺で、おはかも近くにありますから、やれそうです。学校の東門を出て、おはかを通って、北門から入るコースがおもしろそうです。夜の活動になりますから、新しいPTA会長さんとの話し合いが必要です。PTAや子供会ともつながって、来たい子だけの参加とすれば、やれそうですね。おうちの人たちの協力が必要です。
② 全校遊び 全校かくれんぼ
今年やった活動が好評だったようで、またやりたいみたいです。こちらは、来年度に計画に入れておけば、やれそうです。問題なし。来年度は、ペア学年を作りますから、全校でなくても「ペア学年遊び」もやれそうです。
③ 学校新聞
自分たちで情報発信することは、とてもいいことです。来年度は、笠原小のことを伝える「こどもレポーター」を募集します。学校新聞や学校ホームページで、笠原小のことをどんどん伝えてほしいです。やりたい子は、ロイロノートの校長室の提出箱に立候補(りっこうほ)してください。校長先生といっしょに、学校ホームページを作ってくれる子はいませんか。
④ 昼休みを長くする
先生たちが、来年度の日課を決める話し合いをしていますから、伝えておきます。ただ、夏の間は昼休みを長くしても、外で遊べないので、こまっています。でも、みんなが遊ぶ時間は長くしていきたいです。
⑤ 明るい声で挨拶をする
みんなが気持ちよくすごせるように、来年度も挨拶日本一をめざしてほしいです。ありがとう。
⑥ リモート授業 一人授業
なるほど。どんなふうにやりたいのかをもう少しくわしく教えてもらえるように返事を書きました。
担任が働きかけたわけでもないのに、子どもたちからすぐに反応があったことに驚きました。学級活動での話し合いをお願いしなくても、ICTのツールを使えば、子どもたちと校長が直につながり、意見を交換することができます。これはすごいです。来年度の学校経営の中に、子どもたちのアイデアや要望を反映させて、より良い学校づくりにつなげていこうと思います。
その他
教育課程編成会議全体会で、校長から教職員に伝えた内容です。
新しく校長になってもうすぐ1年が経とうとしています。笠原小のような働きやすい学校に勤めることができて幸せに感じます。年休を取りやすく、職員の超過勤務時間も短く、ストレスチェックの結果も極めて良好です。働く側からすれば、理想的な職場環境を実現できています。
いっぽう、「学校が楽しい」と児童が答える割合は、市内16小中学校の中で、下から2番目です。最も高い学校が67%、本校が26%ですから、大きな差です。
先生たちが働きやすくなったことの恩恵を笠原っ子が受けられていないのだとしたら、私たち教職員のすべきことは、子ども起点、子ども目線で、笠原っ子のために学校を楽しくしてあげることだと思うのです。
私は今日、5年生、4年生、3年生の全員にロイロノートでメッセージを送りました。笠原小学校での生活や学習がより楽しくなるように、子どもたちのアイデアを募集するためです。教育課程編成に向けての話し合いでは、教師目線で教師が目指す学校をつくるのではだめだと思います。私は、笠原っ子や地域の方も学校経営に参画してもらい、皆で一緒により良い学校を作り上げていきたいと考えています。
学校経営を樹木に例えると、根の部分は職員集団、こちらは働き方改革が進んで土台がしっかりとできました。幹の部分は、「子どもファースト」。本校のグランドデザインの中の言葉で言えば「子ども起点の教育」です。枝葉の部分が、部会で話し合われる日課や行事予定や校内研修等にかかわることです。とかく、職員の中で教育課程の話し合いが進むと、枝葉の部分の議論に熱中しがちです。そうではなくて、幹の部分を大切にしてください。職員にとって働きやすい職場が、子どもたちにとって楽しい学校生活を送れる場になるように「子どもの視点」を重視した話し合いをこのあとお願いします。
以下の内容は、職員に伝えていない私の独白。
いつから小学校は、こんなに息苦しい場所になってしまったのだろう。めあてやきまりで子どもたちを管理、評価し、集団生活に順応させていく。そこからはみ出す子は、不適応を起こし不登校になってしまう。小学生の不登校の人数は全国で13万人を超え、11年連続で増え続けている事態は異状ではないか。
個に応じた指導を行うために、特別支援学級に在籍する児童を増やし続けた結果、通常学級でのハードルが上がってしまったのではないか。きちんとできていないと通常学級に居づらくなり、就学支援という名の選別の対象とされてしまいかねない。
発達障がいなのか愛着形成がうまくいっていないのかよくわからない子どもたちも増えてきていると感じる。本来、愛着形成と子どもの心の安定のために、安全基地となるべき担任が、逆に子どもへの攻撃基地となりかねない。先生たちが真面目に仕事をするほど、子どもの心が離れていってしまう。
校長として、本校の先生方に求めるのは、ねじを緩めることである。子どもたちができていないと、できるようにさせたいと思うのが教師の性(さが)である。「あなたができるようにさせなくてもよいし、できないことを大目にみてあげなさい」と、伝えていきたい。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのである。
その他
令和になってから6年間ずっと、本校の卒業生一人一人のために木札を作ってプレゼントしてくださっている方がいます。本校卒業生の埋田正直さんです。今日、校長室を訪問されたので、お礼を伝えながら、お話を伺いました。
卒業式には、来賓としてお呼びし、卒業証書をもらった後に、子どもたちに直接、名札を手渡していただこうと考えています。
卒業生の名札のほかにも、校名の札、校長室の校歌や先生方の名札なども作ってくださっています。

私も、埋田さんから4月に木札をいただきました。たて30cm、横9cmの立派なものです。木の板を電熱線でくりぬいて作っています。6年生が理科の実験で発泡スチロールを切っていたのと同じ作り方です。
