その他
12月になってから、6年生が給食を食べに来るようになりました。初めは、「教室はうるさいし、話を聞いてもらいたい」というので、「それならどうぞ」と受け入れていました。
どちらにせよ、3学期からは校長室での6年生との会食を予定していたので、前倒しでもいいかなというくらいの気持ちでした。「定員は6人です。来たい人だけでよいです。決め方は任せます。」と伝えました。(正直言って、わざわざ望んで校長室で給食を食べたい子も多くはないだろう。特に男子は、おかわりもできなくなるし、来ないかもしれないな。)
始まってみると、男子だけのグループで来ても大いに盛り上がって楽しく食べていました。
今日は、女子のグループが来ました。誰が来るのかは事前に知らされていないので、扉が開くまでのお楽しみです。

環境教育
その他
校長として、令和7年度学校経営構想を考えている。1月には職員に提示できるよう準備を進めているが、ずっと心に引っかかっているのが「鼓濤教育」というキーワードである。(以下のリンク参照)
https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/17/53/4483#frame-53
「鼓濤教育原論」は、― 公立学校における長期の教育計画はいかにして可能か ―という壮大なテーマのもとに執筆されたが、未完のため、「鼓濤教育創造の為の具体的な方法」等を知ることはできない。目次の最終綱「鼓濤教育実行の結果」によれば、教師・児童・父母の幸福享受に寄与するものを目指していたのだと察せられる。
いろいろと調べたが、その後50年間、笠原小学校では、「鼓濤教育」について、再定義、理論構築等を行うことはなく、漠然として本校ならではの教育全体を「鼓濤教育」と呼び、一部で使用してきたのだと思われる。10年近く前の「広報ふくろい」には、校風として以下のような紹介があった。
https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/material/files/group/15/150401_16.pdf
50年前の理念が残っているのか、笠原コミュニティーセンターが主催する成人対象の教室や行事が今でも「鼓濤学級」と呼ばれ、活動が続いている。もとより、「鼓濤教育」は、学校だけでなく、地域を巻き込んだものだった。
https://fukuroi-comicen.jp/news/news-362465/
コミュニティースクールや地域学校協働推進活動が進められる今、「鼓濤教育」を「笠原地区とともにある笠原小学校の教育」として再定義し、その理念や進め方を教職員と地域住民で、共有していこうと思う。令和7年度の学校経営構想は、校内のみならず、地域に発信するものとなる。「鼓濤教育」の理念や進め方の軸を考えてみた。
「笠原に親しみ、笠原を自慢できる子」をめざし、自然、文化、歴史、産業、防災等の地域学習を位置付け、地域人材との交流をさらに深める。地域を知り、調べ、まとめ、発信する探究学習を進める。キャリア教育の中でより良い生き方を考えさせ、笠原を愛し、未来の笠原を支える人材を輩出する。
小学校での生活科や社会科、総合的な学習の時間の中で、地域学習に重点を置き、笠原のことを学び、笠原が好きな子を増やし、笠原の自慢を発信していく。笠原のことを学ぶために、笠原の地域人材の力をもっと学校に取り込んでいく。
大人になっても笠原が好きで住み続ける子、笠原を離れても笠原に思いを寄せられる子を小学校から育てようと思う。そうすれば、人口減少が進んでも限界集落となることは避けられる。令和の「鼓濤教育」は、地方としての生き残りをかけ、未来の笠原を創り支える人材を育成するものとなろう。
授業
漢字の指導方法については、いろいろと考えているところですが、静芳さんのYouTubeですてきな動画を見つけました。子どもたちだけでなく、先生方にも参考になると思います。
「校長のあたまのなか」は、「書き取りでびっくりするような美文字を書けるようになれば、子どもたちも自信をもち、練習に意欲的に取り組むのではないか。」「すでに習った漢字を美しく書けるようになることが、漢字好きの子を育てる近道ではないか。」という具合です。
実際に動画を見ながら、書き取り帳のマスで一文字ずつ練習すると、うまくなった気がします。一度、動画を視聴してもらい、賛同してくれる本校担任は、練習に取り入れてほしいです。
学年ごとの漢字を1年生から公開しています。この動画は、本当に分かりやすいので、校長のおすすめです。
https://www.youtube.com/watch?v=xxFxj_0sJHs
前学年の漢字を練習させてみてはいかがしょう。書き取りは、量より質の練習で漢字力を高めることができると思うのです。私が子どもだったら、担任にこう言われたらうれしいです。
「今日の宿題は、スペシャル書き取りです。前の学年で習った漢字を動画を見て、美文字で10字書きなさい。」
動画のような美文字が書けていたら、大きな花丸を付け、子どもと共に喜びを分かち合いましょう。「この字、すごくきれいだね。」
働き方改革
11月分の自校集計では、常勤19名(支援員等を含む)の超過勤務時間(残業)の平均は、23時間42分だった。10月よりも2時間24分減った。45時間超は0人。教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、33時間20分と37時間33分だった。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、31時間54分(6年担任)だった。参観会や修学旅行があったが、10月よりは超過勤務が減っている状況は好ましい。12月の超過勤務時間の平均は20時間を下回ることを目標としたい。
その他
廊下の窓越しにクレーンが動くのが見えました。外に出てみると校舎の屋上よりも高く、腕が伸びていました。校舎の外壁工事のための資材を上に運んでいます。


こくご で、「じどう車くらべ」の べんきょう を した 1年生 に 見せたくて、しゃしん を とって みました。