校長のあたまのなか

第6回職員会議 校長指示事項

2025年10月8日 16時13分
研修

   本日、午後に行われた職員会議で、教職員に話した内容です。

 ここから1か月半が、2学期の山場です。校内運動会、修学旅行等の学校行事が続きます。子どもたちにとって「楽しい学校」になるような働きかけをたくさんしてください。「学校に信頼できる先生がいる」と思えるような子どもや保護者や地域の人を増やしていきましょう。地域に信頼され、地域とともにある学校が、中山間地にある笠原小学校の向かう方向なのです。

 私は、1学期に先生方に対して「笠原小の全員の子どもの顔と名前を覚えて、名前で呼びかけてほしい。」と伝えました。みなさんは、今118人のどのくらい覚えられましたか。校内ですれ違って名前が分からない子がいたら、意識して調べて覚えようとしないと、このまま1年終わってしまいます。授業や委員会活動、通学班などで関わっている子しか覚えられていない先生は、10月にがんばってほしいです。こういう地道な取り組みの積み重ねで、学校は子どもや保護者の信頼を得ていくものです。

 先日、図工の学習中に彫刻刀でけがをした児童の保護者に、電話を掛けていた先生がいました。担任外の保護者に対しても丁寧に対応する姿がよかったです。保護者から折り返し電話があったそうですが、保護者の印象はかなり良かったと想像します。

 子どもも保護者も先生のことをよく観察しています。「子どもにとってうれしい」存在になれるといいです。あなたは笠原小の子にとって、いてくれてうれしい存在になれていますか。幼児教育では、子どもに最も影響を及ぼすのは、人的環境だと言われます。小学校でも同じだと私は思います。人的環境とは、あなた自身の子どもに対するやさしさの度合いなのです。