居心地のよさをつくる
2025年4月24日 09時20分「楽しい学校」にしようと、先生方や子どもたちに呼びかけている。校内研修でも「学びを楽しむ子」に焦点をあてている。
「楽しい学校」にするためには、職員室や教室が居心地のよい場所になることが大切だと思う。心理的安全性が土台になって、「楽しい学校」がつくられていく。
6年生の学級活動での話し合いが参考になる。ロイロノートの提出箱をのぞいてみると、自分たちで「直したいところ」が書きこまれていた。いくつか紹介する。自分たちで自覚できていれば、改善しやすい。6年生のこれからの取り組みと行動に期待している。
職員室を居心地のよい場所にするためには、先生方が弱音を吐ける雰囲気をつくるのがよい。袋井市の小澤教育監は校長たちにも「困ったら声に出そう」と呼び掛けてくださっている。先生方も自分一人で抱え込まずに、声に出してほしいと思う。
先生も子どもも、「できない」ことは(いっぱい)ある。
「できること」「わかること」を、できる人のレベルで求めすぎると、子どもたちも先生たちもつらくなる。大人も子どもも、伸びしろに期待して「任せて認める」ようにしていくつもりだ。校長としての大目に見る態度が、甘いと感じる方もいるだろうが、離職・休職や不登校につながるよりましだと思うのだ。