今年もカニがやってきた
2025年5月22日 10時42分梅雨入りが近づくと、本校の校舎の周りにカニが目立つようになります。職員玄関を出たところにいたアカテガニを踏みそうになりました。写真を撮ると、サイドステップで草むらに姿を消しました。今年も笠原小にようこそ。
天気図を見ると、太平洋岸に停滞前線が見えます。
3階の窓からは、前線の雲の列が見えました。(雲の列がはっきりとわかるように画面を暗くしてあります。)
梅雨入りが近づくと、本校の校舎の周りにカニが目立つようになります。職員玄関を出たところにいたアカテガニを踏みそうになりました。写真を撮ると、サイドステップで草むらに姿を消しました。今年も笠原小にようこそ。
天気図を見ると、太平洋岸に停滞前線が見えます。
3階の窓からは、前線の雲の列が見えました。(雲の列がはっきりとわかるように画面を暗くしてあります。)
朝の登校指導に出ていると、茶畑の向こうから、ホトトギスの鳴き声が聞こえました。松尾芭蕉は、「木がくれて 茶摘みも聞くや ほととぎす」という俳句を残しています。笠原の初夏の風景にぴったり合う句だと思います。
ホトトギスは、「てっぺんかけたか てっぺんかけたか きょきょきょきょ」と鳴きます。オスが大きな声で鳴いて縄張りを主張しているのです。メスは、ウグイスなどの鳥の巣に托卵します。カッコウと同じです。ほかの鳥に自分のたまごを育ててもらうのです。
今朝の笠原の動画です。ウグイスのあとホトトギスが鳴きます。
ホトトギスのことを詳しく知りたい人向けのキャノンのページです。
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/hototogisu/
昼休みの終わりごろ、1年生がひとりでたずねてきました。学校探検で先生のサインをもらうためです。まだ、全員すんでいなかったのに、校長室を留守にしてしまいました。私を探していたのだとしたら、申し訳なく思いました。
「校長先生のまねをしてごらん」と言ったら、仕事をするふりをしてくれました。お話をして帰りました。あいさつがしっかり言えてりっぱでした。合格!
本校の学校評価の項目で「信頼できる先生がいる。」に「そう思う」と答える割合は、昨年度かなり下がりました。重く受け止め、PDCAサイクルで改善を図っているところです。学校経営方針などで、校長として本校教職員に示したのは、以下の内容です。
P(プラン)「そう思う」と答える児童と保護者の割合1割アップ
Ⅾ(ドゥ)①1学期末までに教員は、全校児童119人の顔と名前を覚える。②教員は、その子の名前を前に付けて、あいさつをする。例「〇〇さん、おはよう。」「〇〇さん、さようなら。」③浅羽学園としてPBS(ポジティブな行動支援)に取り組む。
C(チェック)6月30日(月)前期の学校評価 結果分析・検証
A(アクション)PBS(ポジティブな行動支援)の研修
先日、袋井市の校長会で、学校教育課長からこんな話がありました。「保護者が信頼する先生の第一条件は、わが子のことをよく見てくれていると感じられる先生です。」 同感です。
ところで、毎年、おうちの人と別れるのがつらい1年生や、登校渋りがあって保護者が付き添って来る子がいます。担任に伝えると、「教室では特に気になることはありません。」とか「学校に来てしまえばだいじょうぶです。」という答えが返ってくることがあります。深い子ども理解ができていないことを残念に思います。子どもたちの話をたくさん聞いてあげて、子どもを多面的に理解することが「信頼される教師」への大きな一歩だと思います。担任があまり忙しそうにしていると、子どもたちは遠慮して話しかけてきません。ゆとりをもって仕事ができるといいです。
私は、昨年度から気になるお子さんたちの画像を少し多めに学校ホームページで紹介するようにしています。おうちの方が少しでも安心する材料になればという願いをもっているからです。担任の先生方も、問題行動やけががあったときだけでなく、がんばったことやいいことをしたときも、保護者に知らせてあげてください。忙しければ、「〇〇さん、がんばっていたから、学校ホームページにのっていたね。」と言ってあげるだけでも、保護者に少しは伝わると思うのです。
初夏のビオトープには、かわいらしい小さな花がたくさん咲いています。
白いヒナギキョウ、ニワゼキショウ、ムラサキサギゴケ、カタバミ、コメツブツメクサ、シロツメクサなどです。特にヒナギキョウがお気に入りです。青紫色の花はよく見かけるのですが、白花がこんなにまとまってみられるのは、めずらしいです。
午前8時10分から10時まで作業を行いました。小プールにはほど良く落ち葉がたまっていて、ヤゴがいました。昨年度ほど多くはありませんでしたが、プール掃除をしながら、落ち葉や泥といっしょにすくってみざるに入れました。そのあと、ヤゴをつまんで水を張ったバケツに移していきました。
昨年度よりも、プール清掃の時期を早めたので、ヤゴがまだ小さく、排水溝のスリットを通って泥といっしょに外に出てしまうこともありました。
とりあえず、バケツにたまってきたヤゴを写真に撮っておきます。
ヤゴは、3年生が育てるそうです。どんなトンボになるか楽しみです。飼うときには、入れ物の底にプールやビオトープの落ち葉と泥を入れて、わりばしか木の枝を立てておきましょう。2週間ぐらいで羽化するはずです。入れ物は、ペットボトルの上の部分を切ったものに、ヤゴを1~2ひき入れるとよいです。
以下のホームページから、ヤゴの名前を調べてみましょう。
http://www2.kobe-.ed.jp/shizen/wtplant/animals/tombo/yago/libellul.html
朝からプールの水を抜いて、午後1時30分から3時30分まで、大プールの掃除をしながら、ヤゴの救出を試みました。昨年は2000匹以上のヤゴがいたので期待していたのですが、今年は、ゼロ。あれだけたくさんいたコノシメトンボのヤゴは、どこに行ったのでしょう。
昨年度の様子はこちらから。
https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/15/34/2664#frame-34
https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/15/34/2666#frame-34
大プールの底にたまった落ち葉も、昨年の10分の1ほどで、かなり少なかったです。昨年、プールの北に生えている2本のナンキンハゼの枝を切ったせいで、落ち葉が減り、ヤゴも減ったのではと想像します。
ただ、ビオトープのトンボは減っていません。ギンヤンマもいます。昼休みに6年生がつかまえようとしましたが、ダメでした。
明日は、小プールでヤゴを探してみようと思います。事前に掃除をしておくことで、子どもたちや職員の負担が減れば一石二鳥です。
4~6年生によるプール清掃は、20日(火)の午後を予定しています。
アゲハチョウのさなぎが見つかりました。トンボとりをしていた6年生の男子が見つけました。ハッサクの木ではなく、日当たりのよいプールの壁です。幼虫が木をおりて、かべを登ってさなぎになったようです。
アゲハチョウのさなぎは、帯蛹(たいよう)といって、腰のあたりで帯のように糸を張って体を固定します。ほかには垂蛹(すいよう)といって、枝からぶら下がるようにさなぎになるチョウもいます。
https://proto-ex.com/data/945.html
ハッサクの枝で、さなぎにならなかったのは、なぜだと思いますか?