校長のあたまのなか

信頼できる先生

2025年8月1日 09時09分
研修

 6月末に前期分の教育評価アンケートを児童、保護者、教員が行いました。私が特に気にしていた項目は「学校には信頼できる先生がいる」です。今回のアンケート結果は以下のとおりでした。

 まずは、児童の結果。

信頼できる先生(児童)

 次は、保護者の結果。

信頼できる先生(保護者)

 「そう思う」と答える児童と保護者に大きな差があります。

 校長から教員には、「担任以外の先生からわが子のよいところをほめられたらうれしいと思う。」「教員全体で118名の子を見ていけるのが本校の強みだ。」「大きな学校の1学年分の人数が、笠原小の全校児童数くらいだ。子どもの顔と名前を覚えよう。」と、折に触れて話してきましたが、至らない部分があったことを反省しています。夏休みの研修では、教員全体でアンケート結果の分析をしました。

 全国で教員の不祥事が報道される中、本校では、保護者の皆様から信頼できる先生がいるという項目に「そう思う」と、評価していただけるような取り組みを進めてまいります。

ギョッとした花

2025年7月24日 12時54分
環境教育

 貯水池の奥に背の高い草が茂っていました。遠くから葉を見たら大麻のように見えたので、ギョッとしました。

 近寄ってみると、大振りの真っ赤な花が咲いていました。花びらが細いハイビスカスの花のような、熱帯を想わせる見慣れない花です。(私は今までに見たことがありませんでした。)ヤバい草でないことを祈りながら、調べてみたら、「モミジアオイ」という外来種の草でした。園芸用としては、一般的な花でした。どこから種子が入り込んだのか不思議です。周囲には、同種の花は咲いていません。

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https://mikawanoyasou.org/data/momijiaoi.htm

朝の校地の見回り

2025年7月24日 08時11分
環境教育

 子どもたちが登校してこないので、自然観察を兼ねてゆったりと校地の見回りを行いました。

 栗のイガが落ちていて拾ってみたのですが、軽く、中身が詰まっていないようでした。残念。

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 ツマグロヒョウモン♂ 発見。

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ムシミル ツマグロヒョウモンへのリンク

 コンクリートの壁には、クマゼミの幼虫のぬけがらが多数。

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 ムシミル クマゼミへのリンク

 マテバシイは、受粉すれば一房にいくつもどんぐりができみたいです。

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原点に戻れ 総合的な学習の時間

2025年7月23日 10時58分
研修

 夏の校内研修を始めるにあたり、校長の話。ちょっと長めに話してしまいました。

 総合的な学習の時間は2年間の準備期間を経て、平成14年から本格実施されました。年間105時間、週3時間の活動で教科書もありませんから、どの学校でも地域素材の教材化が行われました。笠原小学校でも、平成14年ころの教材研究のファイルが残されています。

 その後、総合的な学習の時間が週2時間に減り、年間指導計画、全体計画の作成を求められるようになりました。学年ごとにテーマが決められ、自由度が失われて、総合のマンネリ化が起きました。

 文科省は、総合へのテコ入れを開始し、高等学校に「総合的な探究の時間」を設けました。また、「古典探究」、「日本史探究」、「世界史探究」、「地理探究」、「理数探究基礎」、「理数探究」を新設し、探究的な学びの強化を図りました。

 高校の総合はずいぶん変わってきています。小学校の総合も原点回帰が必要です。平成14年当時の笠原小の熱気を取り戻し、地域素材の教材化を進めていきましょう。夏休みの期間を有効に使っていただきたいと思います。児童昇降口を入り、西階段のところ、いつも教頭さんが書いてくれるホワイトボードの裏の壁に当時の総合で取り組んでいた素材のタイトルだけが残されています。何と書かれているか知っている方はいますか?「小笠山たんけん」と書かれています。当時は、小笠山を学習材として地域学習が組まれていたのでしょう。沿革誌をさかのぼれば、昭和の初めから笠原小では、小笠山への遠足が行われていました。6年生では、学校から小笠山に登り法多山に下りるのですから、かなりの健脚です。

 私も、三沢から尾根に登り、小笠山山頂まで歩いてみました。観音山に負けないくらい魅力的なコースです。12月から2月くらいの遠足に適していると思います。

 これだけ自然環境に恵まれた笠原地区の素材を生かさない手はないと思います。先生方自身が楽しんで教材研究を行い、マンネリからの脱却を図りたいです。そして、高校での新教科「探究」につながるような、探究的な学びを子どもたちに経験させてあげてください。期待しています。

一人でマーキング

2025年7月23日 10時35分
環境教育

 校内研修の合間、職員玄関前にウスバキトンボがいたので、10時10分から捕獲開始。10匹ぐらい飛んでいて、そのうち2組はペアになってたてにつながっていた。2匹同時につかまえてやろうとしたが、いいようにあしらわれ、15分かけてやっと1匹つかまえてマーキング。私の個人IⅮはHだから、後翅に「てH1」と書いて放した。もう1匹つかまえようとしたが、暑くて断念。午後の職員作業のために体力を残しておかなくてはと、自分に言い訳をした。

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百日紅満開

2025年7月23日 09時17分
授業

 西門の脇にある百日紅(サルスベリ)の花が満開です。ピンク色のフリルのようなかわいらしい花が長い期間咲き続けます。名前の通り百日も咲くことはないですが、1か月以上は花が見られます。別名のサルスベリは樹皮がツルツルとしていて猿も滑るだろうというところからついています。幹の茶色の模様が美しい木です。

サルスベリ 庭木図鑑

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静岡教弘教育活動助成金

2025年7月22日 13時30分
研修

 本日、静岡教弘の方が2名訪問され、助成金の授与式が行われました。「地域との連携や、特色ある教育研究活動の実践を継続的に推進し、確実な実績を上げている学校」として推薦いただきました。助成金10万円については、本校の教育活動の充実のために活用していこうと考えています。

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地域ボランティアに感謝

2025年7月22日 13時04分
働き方改革

 本日、午前9時から地域ボランティア3名が運動場の草刈りを行ってくれました。村田さん、木根さんに加え、及川さんも来てくれました。本校校務員と共に、2時間以上作業を進めてくださいました。暑い中、ありがとうございました。(職員会議を行っていたため、作業の写真を撮るのを忘れていました。)

 9月27日(土)のPTA奉仕作業の前に、草を一度刈っていただけるだけで、保護者や教職員の作業量がぜんぜん違います。長年、地域の方が学校の整備に関わってくださることに、お礼申し上げます。ほかにも、榑松さんをはじめとした地域の方々、シルバー人材センターの方が動いていただくことで、教員の負担軽減につながっています。多くの方に支えられながら学校の環境が維持できていることに感謝し、私たちは地域の期待に応えられるような教育を行っていかなければと改めて、襟を正す思いです。

 刈った後の運動場の様子です。

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