地域との連携
6月15日(日) 笠原コミュニティーセンターで第32回笠原ふれあい夏まつりが行われました。とても暑い日だったので、子どもたちはかき氷を喜んで食べていました。かき氷とポップコーンは、子どもたちは無料でした。ラーメンのキッチンカーも人気だったようです。With芸能祭となっていて、プラザホールでは、歌や演奏が続き、盛り上がっていました。
https://fukuroi-comicen.jp/news/news-401051/

例年、8月上旬の日曜日に行われていましたが、暑さをさけるため6月に行われました。
コミセン入口のツバメのひなが大きくなりました。養うのに親は大忙しです。

働き方改革
本校教員の皆様へ
「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)等の一部を改正する法律案」が、参議院本会議で可決され、成立しました。これから何が変わるのでしょうか。箇条書きにしてみます。
・「教職調整額」は、2026年1月から毎年1%ずつ段階的に10%へ引き上げ
・教育委員会に対して学校における働き方改革に関する「業務量管理・健康確保措置実施計画」の策定やその実施状況の公表を義務付け
・学校のマネジメント体制を構築するために「主務教諭」の職を新設
・附則として、1か月の時間外在校等時間を平均30時間程度に削減する目標値
文部科学大臣からのメッセージも出されていたので添付しておきます。
政府や教育委員会の施策や指示を待つことなく、本校は自分たちの手で働きやすい職場を作っていきましょう。校長としては、平日でも気軽に年休を取得できる体制をつくりたいです。自分たちで自分たちの業務量を増やすようなことは、やめていきたいと考えます。前年踏襲で続けていることで、やめても支障がないことは、見直していきましょう。月の超過勤務時間30時間程度を求められたときの、新しい働き方を考える時期です。すでに業務オーバーの状態ですが、業務にメリハリをつけ、学級・学年事務の見直しをお願いします。
(ミライムメッセージで送付)
地域との連携
地域の農家の鈴木保男さんから、今年もジャガイモの実をいただきました。ありがとうございました。高学年の理科で活用させていただきます。
学校でもジャガイモを育てていますが、花は咲いても実がなることはありません。ジャガイモの実は、めずらしいです。ただし、毒があるので食べられません。
昨年度は、乾燥させて種子を取り、発芽させようとしましたが、失敗でした。今年の6年生にも挑戦してもらおうと思います。
ジャガイモもトマトもナス科の植物です。でも、ナスとは実の形は似ていません。
ポテトチップスで有名な「カルビー」の会社のホームページでも注意喚起しています。リンクを張っておきます。
https://www.calbee.co.jp/diary/archives/9328

実はミニトマトそっくりですが、葉はジャガイモです。
環境教育
地域との連携
地域の方からりっぱなユリの花をいただきました。事務室前に飾ってあります。いい香りが廊下にただよっています。笠原地区の青少年健全育成会長で、児童の祖父でもある及川さんからです。ありがとうございました。

授業
第4回職員会議 校長指示事項
令和3年から5年にかけて、私が行政の仕事で幼児教育に携わっていた時期に、全国各地で「不適切な保育」が話題になったことがありました。静岡県内でも裾野市の認可保育園で保育者3人による虐待が全国ニュースになりました。
言葉を十分にしゃべれない1歳児の担任が、不適切な保育を行っていました。保育者にとって、自分の思うとおりに子どもを動かすことは快感であり、言うことを聞かない子は不快です。言っても分からないので、別の方法で従わせようとして虐待につながります。1歳児クラスは子ども6人に対して担任が1人つきますから、小中学校の特別支援学級以上に手厚いのにです。
小学校の教室でも、「不適切な教育」が潜在的に存在しています。保育者以上に小学校の教員は、きまりやルールで子どもを動かしたいからです。学習では、どの子も同じようにできるようにしたいと思うからです。
私たちが考えるよい授業とは、指導案通りに進行し、予想通り子どもが反応して、みんなが同じようにできるようになった状態を言うのかもしれません。すばらしい指示や発問で、オーケストラの指揮者のように子どもをコントロールする授業は、教師にとって快感です。でも、あくまで教師目線でのよい授業です。指導力が高い教師とは、上手に子どもを管理できる人のことではありません。「こうあるべき」と考えるほど、教員も子どもも苦しくなります。
すべての子に学力保障の機会は設けますが、すべての子に成果としての学力を保証しなくてもよいです。努力もせず、指示にも従わない子に対して、学習成果が上がり、生活態度がよくなるようなひみつどうぐや魔法の言葉を、私たちは文部科学省からも教育委員会からも与えられていません。それができるのは、一部のスーパー教師のみで、基準にはなりません。
校長として、本校の教員に求めるのは、子ども目線でのよい授業です。思わず学びたくなる仕掛けがあり、自分たちで学んでいるという実感がもて、「もっとやりたい」と子どもが言うようならば、実現できたといえるでしょう。
まず、子どもの前に立つときは、笑顔になっているか鏡でチェックしてから教室に向かってください。子どもを従わせよう、きまりを守らせようという思いが強いと教師の表情につい出てしまいます。子どもたちは、言葉ではない微妙な表情を読み取っているのです。
働き方改革
本校教員の皆様へ
市教委から、4月分の(市内16小中学校の超過勤務状況)報告が来ましたので添付します。(5月分はまだでした。) ※ 市教委資料のためホームページには添付しません。
新しく本校に赴任したり、異動はなくても新たな校務分掌で忙しくなったりした4月でしたが、他校と比較しても依然として、圧倒的に短い超過勤務時間平均を維持できていました。今後とも、働きやすくやりがいのある職場づくりをしていきますので、年度途中であっても「やめる・かえる・へらす」ものがあれば、ぜひ提案してください。異動のあった方も早く笠原スタイルに慣れて、無理のない範囲での勤務をお願いします。子どものために長く働く教師が、よい教師なのではありません。次に続く若手が安心して働けるようにすることが、長い目で見て教員を増やすことにつながります。他校の教員からも笠原小の職場環境がうらやましがられるようにしたいです。
管理職の役目は、みなさんのキャリア形成の中で、経験値と業務の遂行能力を上げて次の学校の校長に渡すことだと思っています。校長として、あまり細かい指示を出しませんので、小規模な本校でのびのびとやりたいことを試し、教員の仕事を楽しんでください。教員の満足度が上がれば、子どもの満足度も上がるはずです。また、管理職の役目は、教員の盾になることだと思いますので、心配なことがあれば早めに相談してください。
職員会議で話そうと思いましたが、長くなるので(ミライム)メッセージで伝えます。