校長室での6年生との会食最終日
2025年2月27日 13時57分1月から続いた会食も一区切りとなりました。最後も野球やサッカーの話題で盛り上がりました。スポーツ好きな子が多いので、今後の活躍を楽しみにしています。
1月から続いた会食も一区切りとなりました。最後も野球やサッカーの話題で盛り上がりました。スポーツ好きな子が多いので、今後の活躍を楽しみにしています。
昨日から急に温かくなりました。しばらく温かい日が続くようです。積雲堤もできていません。(以下は定点観察の様子)
天気図の形は西高東低ですが、冬型の気圧配置ではありません。シベリアの冷たい高気圧ではなく、南の海の温かい移動性の高気圧です。以下は気象庁の天気図の引用です。
このまま温かくなって春になるわけではなく、このあとまた天気が悪くなって寒くなります。「三寒四温(さんかんしおん)」といって、寒い日が3日くらい続いたあと、4日ほど暖かくなるのを繰り返して、春になっていきます。
今日は、「四温」の2日目くらいでしょうか。週末まで温かく、一度雨が降って、また「三寒」にもどっていきます。
冬の間、勢力が強かったシベリアの冷たい空気のかたまり(気団)が北に動いて、南の暖かい空気のかたまりと入れかわるときに、日本の上空あたりで勢力争いをするのです。それで、一時的に寒くなったり暖かくなったりを繰り返します。
今日は、特別日課で子どもたちが13:00に下校したので、午後にビオトープの作業を行いました。池を少し大きくし、水路側面の浸食を食い止めるために上流から石を配置しました。水の流れが速かったので、天然の六方石で流れの途中にいくつか堰を作りました。桝に落ちる水量を減らして、池の水位をあげようとしています。地層からは相変わらず、水がちょろちょろと染み出ています。
地域の夏目さんという方が、作業を見学して声を掛け、プールから引いている管の穴を見つけてくださいました。草刈り機で穴をあけてしまったのかもしれません。元栓を止め、穴をふさいで様子を見ることにしました。変な音がすると、地面をほり、水漏れを見つけてくださったのです。ありがとうございました。場所を見失わないように棒を立ててあります。このあと、配管屋さんに修理してもらう予定です。
茶畑にはたくさんの柱が立ち、5mくらいの高さのところに大きな扇風機がついてます。茶畑の霜害を防ぐためです。視界の中だけでも数百本の扇風機がありそうです。なんでこんなにたくさん?
冷たい空気は重く、下にたまります。放射冷却で霜がおりると、茶葉が傷んでしまいます。地面から少し離れた上の空気は少しだけ温かいので、地面に向かって斜め下に風を送ってやると、霜がおりるのを防ぐことができるのです。学校の東門を出てすぐのところにも、扇風機があります。
動いていないと思いましたが、回っていました。海風が吹いているのです。昼間になって温かくなり、山風が海風に変わったようです。
扇風機の方向がそろっているように感じたのですが、気のせいでしょうか。だれか教えてください。茶農家にとって、扇風機を取り付ける高さや向きは重要だと思うのです。子どもたちに調べさせたらおもしろいと思いました。来年の総合的な学習の時間での地域学習のテーマにならないだろうか。
学校から東に約2.5㎞離れた小笠山丘陵の中腹に「デンマーク牧場」があります。ヒツジやヤギ、牛などを飼っています。
低気圧や台風が近づいて、東風がふくと、学校まで動物のにおいがしてきますから、天気が悪くなる前ぶれを鼻で感じることができました。
今朝、牧場のにおいがして、変だと思いました。冬型の気圧配置が続いていて、当面は天気が悪くなる気配はありません。外に出て、「そうか山風か。」と思い当たりました。
夜の間に山の斜面が冷え、放射冷却すると、冷えた空気は重くなって、谷に沿って下ります。それが山風です。陸風や谷風と言うこともあります。朝方に東風がふいて動物のにおいがしたのは、そのせいだろうと思います。
逆に海の方から、山の方に向かって吹く海風もあります。遠州七不思議の1つである「鼓濤(ことう)」の音は、海風が小笠山に当たって響く音のことだそうです。どんな音なのか聞いてみたいものです。
令和6年度の最終の職員会議での校長指示事項です。
前評判がよく、どんなに予算をかけて作られた映画でも、見終わった後にがっかりとすることがあります。映画のエンディングは満足感にかなり影響すると、私は思います。
同様に、1年をどのように締めくくるのかは、学校で大事なことです。今日、校長室で会食をした6年生が、「S先生が、『終わりよければすべてよし』と言っていた。」と話してくれました。
終わりをよくするのは教職員の仕事です。「すべてよし」と満足感を得るのは子どもたちです。子どもたちの1年の終わりがよくなるように、それぞれの立場で段取りと配慮をお願いします。「すべてよし」が、教職員の自己満足にならないようにしましょう。今からが、ラストスパートです。子どもたち一人一人に声を掛け、認め、大切にする教室にしてください。
今週は、中学生が朝のあいさつ運動に来てくれています。
今朝の積雲堤の定点観察のようす。
気象庁のホームページから引用した天気図です。
学校の南門の階段を下ったところに三和忠魂碑があります。令和になってから土台の部分が補修されているので、地元の方々が大切に守っていることが分かります。
本校の校歌の3番の歌詞に「御国のため 努め励みていざや」とありますが、まさに命を懸けてふるさとを守った兵士の名前が石碑に刻まれていました。
6年生が社会科で書いた感想を紹介します。
朝のニュースで、1945年2月19日は、米軍による硫黄島上陸が始まった日だと伝えていました。米軍はこの島を得ることで、日本への長距離爆撃が可能になりました。そのあとの半年間は、戦闘が激化し、兵士以外の一般人も多く犠牲になりました。軍事基地があった浜松市も爆撃や艦砲射撃などの標的にされました。
グーグルマップで位置を示しておきます。