校長のあたまのなか

ニューヨークからの手紙 その1

2025年8月18日 08時47分
笠原の歴史

 8月7日に学校にこんな電子メールが届きました。まずは、差出人は伏せておきます。

ご担当者様

こんにちは。私は昭和63年度の卒業生です。
現在は米国ニューヨークに住んでおり、改めて日本の歴史を外側から学ぶうちに、当時の笠原小の校歌がとても素晴らしかったことに思い至りました。国旗校旗掲揚の仕方もしっかり教えていただき、それは48歳になった今も忘れずに覚えております。
改めてうろ覚えの校歌の歌詞を知りたいと思い検索しましたが、見つけたPDFでは画素が粗く、解読できませんでした。
多分、古事記を元にして作詞されているのではと思います。
できれば、作詞家のお名前と、歌詞を3番まで全部、確認できる資料を頂きたいのですが可能でしょうか。
確か体育館に歌詞があったと思うのですが、そういうものを写真に撮って送ってくださっても構いません。
どうぞよろしくお取り計らいの程お願い申し上げます。

笠原小昭和63年度卒業生
■■ ■■
追伸 ちなみに私は当時校歌の伴奏をしておりました。今でも最初の方は弾けると思います。

 8月8日に以下のように返信しました。

■■ ■■ 様
 メールありがとうございます。校長の岡本です。
 学校に残されていた昭和63年度の卒業アルバムで、6年2組のあなたを確認しました。本校の卒業生が海外で活躍していることを知り、うれしく思います。
 校歌の件ですが、本校ホームページの150周年記念誌のアドレスを付けておきますので、そこから確認してください。2ページ目にあります。

https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/file/5895

 楽譜が必要であれば、またお知らせください。今日は出勤している職員が少ないため、楽譜を見つけられませんでした。

 子どもたちの励みにもなると思うので、お名前を伏せて■■さんのことを本校の子どもたちに紹介してもよろしいでしょうか。また、本校のホームページでも、海外にいる卒業生から校歌についての問い合わせがあったことを載せてもよろしいでしょうか。

 私も本校の校歌の3番の歌詞は勇ましいなあとは思っていましたが、古事記と関係があるとは知りませんでした。自分でも調べてみたいと思います。

 今後も■■様の御活躍を祈念いたしております。お問い合わせありがとうございました。

 笠原小学校長 岡本正彦