校長のあたまのなか

PTA奉仕作業を考える

2025年5月13日 14時01分
地域との連携

 5月10日(土)に予定されていたPTA奉仕作業を中止した。雨天で警報級の大雨も予想されたからだ。翌日11日が予備日だったが、作業を行わないこととし、9日(金)に保護者にメールで連絡した。保護者にも教職員にもおおむね好評だった。

 予定されていた作業は草刈りが中心だった。草が伸びてきてしまっていたので、校務員と校長で手分けして草刈りを行った。プールの北側と東側の法面は、2人で2時間ほどの作業だった。春の分の草刈りだけならば、校務員と校長でなんとかなると思えた。

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 学校に隣接した森の下草刈りは、3時間ほどかかった。

 本校は校地が広く、職員が少ないので、校務員と級外職員だけで毎回、草刈り等を行うのは難しい。奉仕作業日を設けて一斉に行うのではなく、保護者も含めた地域ボランティアが、自分が都合のよいときに来て作業をしてもらう方がよいのではないか、と考えている。

 保護者も教職員も負担が軽くなるような仕組みをつくっていくのがよいと思う。アイデアとしていくつか挙げてみる。

・ビオトープ周辺や校庭の南側などにあえて草刈りをしない、または草刈りの回数を減らすゾーンを設け、バッタなどの昆虫が育つ場所とする。草が生えていてもよいのだとすれば、作業は減る。

・PTA会費を値上げして、その費用でシルバー人材センターに作業を委託する。

・地域学校協働推進委員やコミュニティースクールを活用して、広くボランティアを募る。土日や祝日を含め、都合のよいときに作業をお願いし、燃料代等をPTAで負担する(本校には、村田さんをはじめ草刈りボランティアがすでに何人かいる。)

・保護者や児童の祖父母から、草刈り・草とりボランティアを募り、お子さん、お孫さんの授業参観も一緒におこなってもらう。期間を1週間程度設け、都合のよい日に来てもらう。

 夏の時期の草刈りをどうするのかを考え、次回の奉仕作業のあり方を決めていきたい。次回は9月27日(土)予備日は翌日。

 何かよいアイデアやご意見のある方は、コドモンまたは、学校宛電子メールでどうぞ。