「スマイル0円」を考える
2024年12月24日 09時18分Mのマークの某有名ファストフード店のメニュー表には、もう40年近く前から「スマイル0円」が掲げられている。実際に注文する方はめったにないと思われるが、会社のサービスの理念として長年共有されているのは、すばらしいことだと思う。
今では、カメラとAIで笑顔を感知してカウントすることができるようになった。磐田市では、園どうしを端末でつないで、挨拶の代わりに笑顔の数を交換、ポイント化する試みが官民連携のプロジェクトで行われていた。
来年度にむけて、笠原小を笑顔があふれる学校にしたいと考えている。学校評価の分析からは、児童も保護者も教職員も「学校が楽しい」という項目の数値が思うようにあがってこないからである。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しくなるのだ。」ということは、科学的にも実証されてきている。まずは、教職員から学校にスマイルをあふれさせたい。校長の独断で給与は上げられないから、「スマイル0円」となるが、効果は「スマイル100点」だと思うのだ。
そう思って、鏡の前でスマイルをしてみた。「ニタニタして気持ち悪い」と思われないようなさわやかなスマイルは、なかなか難しい。冬休みの間、ひげをそるときに練習を重ねたい。