今日は虫の日
2024年6月4日 15時39分6月4日は、語呂合わせで虫の日だそうです。
ビオトープを観察すると、いろいろな虫がいました。オオシオカラトンボのオスは、青色が濃くて羽の根元が黒いです。
シオカラトンボ(オス)1
オオシオカラトンボ(オス)1
ギンヤンマかクロスジギンヤンマ(オス)1
ナミアゲハ 複数
シジミチョウのなかま 複数
モンシロチョウ 複数
モンキチョウ 複数
校訓 強い子 明るい子 考える子
学校経営方針「一人一人が輝く学校」づくり
6月4日は、語呂合わせで虫の日だそうです。
ビオトープを観察すると、いろいろな虫がいました。オオシオカラトンボのオスは、青色が濃くて羽の根元が黒いです。
シオカラトンボ(オス)1
オオシオカラトンボ(オス)1
ギンヤンマかクロスジギンヤンマ(オス)1
ナミアゲハ 複数
シジミチョウのなかま 複数
モンシロチョウ 複数
モンキチョウ 複数
市教委から示された4月分の「小中学校時間外勤務の状況」では、時間外勤務時間平均も最長勤務時間も、全16校中最も少なかった。
5月分の自校集計では、笠原小の残業はさらに減少し、状況が改善されている。常勤20名の超過勤務時間(残業)の平均は、23時間35分。45時間超は1名(市職事務)。市の事務職員は、本来の勤務時間終了は、午後2時30分である。業務が終わらない日には、時間外を付けるのが袋井市の仕組みである。勤務実態に合わせて初めから7時間45分の勤務にすれば、時間外勤務はほとんどなくなる。
激務と言われる教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、33時間52分と36時間6分だった。かなり減ったと思う。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、42時間25分だった。個人の働き方のペースもあるが、少しずつ減らしていけるように見守っていきたいと思う。
ヤゴの救出作戦のために、プールを見に行くと、すでにたくさんのヤゴが羽化していました。でも、プールの壁面につかまれずに水面に落ちてしまったトンボや、死んでしまったヤゴもたくさんいました。
水面に落ちたトンボでまだ生きているものを何匹かすくいあげました。羽はまだのびきっていません。コノシメトンボでした。
プールのかべにいっぱいぬけがらがくっついています。
今、羽化を始めようと登ってきたヤゴもいます。
平成が始まった頃、静岡大学の構内の外れの原っぱに、ログハウス風の小屋とちょっとした池のようなものができた。それが、杉山恵一教授が造ったビオトープだった。環境教育に興味をもっていた私は、いつかは自分でもビオトープを造ってみたいと思うようになった。教員になってからは、勤務した小学校でビオトープとのかかわりが濃かった。
竜洋町立(現 磐田市立)竜洋東小学校では、平成9~12年 ビオトープ設計、施工、「袖浦杜」命名。山崎賞、第1回全国学校ビオトープコンクール奨励賞。学区に竜洋昆虫自然観察公園がオープンする時期と重なり、連携を深めた。地域の方が今でも管理してくれている。
磐田市立向笠小学校では、平成14~18年 ビオトープ設計、施工、命名。1万平方メートルをこえる広大なビオトープ。全国学校ビオトープコンクール2005 環境大臣賞、第13回コカ・コーラ環境教育賞、こどもエコクラブ全国フェスティバルinかめやま 静岡県選抜。学区に桶ヶ谷沼ビジターセンターがオープンする時期と重なり、連携を深めた。令和7年度末に学校統合により閉校のため、学校ビオトープとしての役割を終える。
磐田市立東部小学校では、平成19~21年にすでにあったビオトープの改修等を行った。しかし、令和2年には隣接する東部幼稚園民営化準備により、更地となり学校ビオトープは消滅した。
袋井市立浅羽東小学校では、すでにビオトープをもっていたが、教頭職多忙のため手つかず。平成30年に樹木札設置を支援した。
磐田市立磐田西小学校では、隣接する磐田西幼稚園のこども園化工事に伴い、平成30年には学校ビオトープ消滅。駐車場に変わってしまった。
そして、校長になって赴任した袋井市立笠原小学校にもビオトープがある。平成24年、笠原小学校の大竹佳子教諭(現 掛川市立佐束小学校長)が、私のところに、笠原小学校のビオトープの改修の助言を求めに来た。当時、磐田市教委勤務で余裕がなかったので、ビオトープ関連書籍数冊とジュズダマやノジスミレ等の種子を渡した。本校ことう教室には、当時渡したビオトープ関連書籍の一部が残されていた。
校長になれば、自分で授業を受け持つことはないが、先生方が学校ビオトープを活用して楽しい学習ができるように後方支援することはできる。ビオトープが学校の強みになるような教育活動の仕掛けを考えていこうと思う。
磐田市こども部幼稚園保育園課で3年間、幼児の就学支援、小学校との円滑な接続、保育者向け研修の主催、要保護等対策協議会などの業務を経験したことで、自分自身の視野が広がったと感じている。同時に、急激な少子化がどのような影響を及ぼすのかについて目の当たりにした。園で起きていることは、数年後に小学校で起きることだと予想が付くため、今後の学校運営の難しさを実感している。
また、0,1,2歳児の待機児童解消のために、国の地域型保育事業によって作られた小規模保育園(定員19名以下)は、待機児童が大幅に減り、補助金が打ち切られれば、運営が厳しくなることが予想される。
園では、少なくなった幼児を公立と私立の園で取り合う状況も生まれてくる。公立園の勝ち目は薄く、自治体は今後の少子化を見越して園の再編、民営化を進めている。磐田市では、過去10年間に11の公立園が閉園した。
小学校は、学区に住んでいる児童が学齢に達すれば、自然に入学してくるため園に比べて危機感が薄いと感じる。営業努力をしなくても客が入る店のようなものである。
しかし、以下の表を見ると、小学校も安心してはいられない。6年後の1年生は、今年の1年生よりもずっと少ない。6年後には、磐周の小学生の数は、今年より約3400人減ってしまう。しかも減り方は、地区によってかなり差がある。
小学校では低学年から徐々に学級数が減少し、1クラスの人数が増える。磐田市では、1年生の半数以上が30人以上学級である。単学級の小規模校は、複式学級への移行か、統合かを選択する必要に迫られていくだろう。教員数と学級数が減少する過渡期には、学級内の人数が増え、教員の負担がさらに増す。それが、小学校でこれから起きることである。教員の多忙化解消と働き方改革は、校長としての急務だと考える。
(
「たのしい授業」という雑誌がありました。(失礼、今でもあります。)
私が大学生のとき、講師をしていた富士市の進学塾に揃っていて、毎回読むのを楽しみにしていました。塾長が仮説実験授業が好きで、「授業書」も全部ありました。板倉聖宣さんの授業に対する考え方や、キミ子方式という絵の描かせ方に魅かれ、教師になってからの実践で取り入れてみたものでした。
20代のころ、「授業書」の通りにやった重さの授業で、子どもたちの反応がとてもよかったのを今でも覚えています。科学の本質に触れながら、子どもたちに選択させ、考えさせる授業は、令和になった今でも古さを感じさせません。当時は、教育技術の法則化運動が全盛で、仮説実験授業は批判の的になることもありました。令和の時代になって、アクティブ・ラーニングとして「仮説実験授業」は、もっと評価されてよいのではと個人的に思います。
理科離れ、理科嫌いが進み、子どもも教師も理科を敬遠しがちなところがあります。将来的には教科担任制に移行していくのでしょうが、理科が苦手な先生でも、仮説実験授業のやり方を知ることで、自分の教え方のバリエーションが広がると感じます。
以前、本校の教員には、「袋井型の授業スタイル」以外のバリエーションを増やす時期にきていると話しました。先生方にいろいろな授業スタイルの情報提供ができればと考えています。懐古趣味でも、昔がよかったからと押し付けたいわけでもありません。「昭和レトロ」だけど、参考になる授業の進め方や考え方があれば、自分の糧としてください。
(本校若手教員へのメッセージ)
今から40年近い昔の話です。
社会科のものすごい授業を参観して衝撃を受けたことがありました。初めのあいさつの後は、教師はしゃべらず、ひたすら何かメモを取っているのです。指名すらしません。発問もありません。ときどき誰かのそばに近寄って小声で話しかけるだけです。板書も最小限で、先生は黒板の前にいません。放っておかれているような授業なのに、4年生とは思えないほど活発に話し合いが行われていました。すごいと思うよりも「なんじゃこりゃ」というのが本音でした。
静岡市立安東小学校の築地久子先生の授業には、当時、全国から参観者がありました。
静岡大学教育学部に在籍していた私は、学部生の時に1度、院生の時に2度、築地先生の授業を参観しました。院生の時には、講義の一環として、馬居政幸先生に連れられて、築地先生から直接お話を伺う機会がありました。安東小学校から異動されたあとも、変わらず築地スタイルの授業を続けておられました。
教師になった私は、40歳になるまで、その方を目標に座席表指導案やカルテなどを形だけ真似をして教材研究をし、何度も挫折しました。たまに、楽しく子どもが活発に発言する授業を行っても、テストをやると思ったようにできていなくてがっかりとしたことがありました。でも、築地学級は基礎学力も、子どもたちのモチベーションもとても高かったのです。
「主体的で、対話的で、深い学び」というのは、まさに築地先生の授業のことをいうのだと思います。主体的とは、放任ではありません。築地先生からは、子どもへの「今のままでいいの?」「やるかやらないか」という厳しい指導の仕方も学びました。
今更ながらにして、自分には何が足りなかったのかが分かるような気がします。それは、幼児教育の視点が身に付いたからだと思います。
4月から1か月半、担任のみなさんの授業の様子を見させていただき、袋井型の授業スタイルが定着してきているのがわかりました。学習課題の工夫や、まとめ・ふりかえりの時間の確保を、それぞれの先生方が丁寧に取り組んでくれていることに感謝します。
しかし、物足りないこともあります。袋井型の授業スタイルばかりだと、マンネリ化してくると思うのです。野球のピッチャーの配球に例えれば、毎回同じ球種で勝負しているように感じます。笠原小学校の先生方は、バリエーションを増やし、メリハリや緩急のある授業スタイルを試す時期にきているのではないでしょうか。
メリハリや緩急のある学びの中では、漢字の読み書きや計算方法の定着を図るために、徹底した反復練習の場面も必要です。逆に、子どもにゆだねて任せ、主体性を育むような授業スタイルもおもしろいでしょう。
その際、幼児教育のスタイルが参考になります。小学校の図工や音楽や体育、生活科と似たような活動をすることがありますが、保育者がしゃべる時間は小学校に比べて格段に短いです。小学校教員の悪い癖は、子どもが分からないと説明に説明を重ね、余計に混乱させてしまうことです。
6月は、人事評価面談を行いながら、「授業強化月間」とします。主体的で対話的で深い学びというアクティブラーニングのうち、「主体的な学び」に焦点を当て、子どもを動かしてください。お互いの授業を見合うときには、教師が説明しすぎていないかをチェックしてあげてください。
私は、笠原こども園の保育参観に週1回は出かけようと考えています。時間が合えば、一緒に園の保育を見に行きませんか?
みなさんの授業スタイルのバリエーションが増え、授業力が向上することを切に願っています。教師としての資質・能力向上のお手伝いをさせてください。
(第4回職員会議 校長指示事項)