環境教育
しばらく前、書店で図鑑を立ち読みして即買いした。「小学館の図鑑NEОネオ [新版] 昆虫」である。虫好きとして、画期的な図鑑なのだ。作り手のすごいこだわりが感じられる。
どこがすごいかと言えば、虫が生きているのである。今までの昆虫図鑑は、標本を写真に撮って並べたものだった。ところが、この図鑑は生きた虫をつかまえて、生きたまま写真に撮って本にしてしまったのである。
チョウ類や甲虫類ならば、死んだ標本だろうが、生きていようが図鑑のクオリティとしてそれほど差はない。
トンボ類は、ずいぶん違う。生きているときのトンボの眼は宝石のように美しいが、死ぬとスイッチを切ったテレビ画面のように暗くなってしまう。
とにかく、図鑑全体のライブ感が今までとは違うのだ。これは買いである。2000円は安い。本校の図書館にもほしい!
「改訂新版 世界文化生物大図鑑 昆虫Ⅰ」(世界文化社 2004年初版)という、当時定価1万円(税別)の図鑑を持っているが、それよりも写真がいい。

1万円の図鑑は専門的だが、トンボの写真は、眼が死んでいる。頭をひねり、羽をそろえた標本おきまりのポーズである。

子ども用の図鑑と侮るなかれ。

写真はだんぜんいいし、分かりやすい。

生きている虫を撮影して本をつくったのがわかる。生態写真として屋外で撮った生きている虫を載せることは今までもあった。学研の図鑑は、1つ1つの虫が標本ではなく実物なのだからすごい。
その他
朝の登校指導に出かけると、コンクリート壁の落書きが目に留まった。「昔の子は壁や道路にたくさん落書きをしたなあ。自分も道路に陣地を描いて遊ぶ『しかくとり』『まるふやし』で、大人に注意されたっけ。」と感慨にふけっていると、ん?。見慣れた名前を見つけた。これは最新の落書きだ。
写真を撮って職員室にもどり、教頭と教務主任に伝えた。教頭が落書きを消し、画像をもとに担任に事情を確認するように伝えた。子どもたちへの指導まで、素早い対応だった。いじめ案件でなければいいが、落書きは問題行動ではあるので、指導が必要である。教務主任には、学区の公園や公共物などへの落書きがないか、子どもたちから情報収集するように指示した。生徒指導案件は、初動が重要である。

落書きがあったコンクリート壁(児童名の部分は消してある)
9月11日(木)の朝。落書きは消されていた。聞き取りの結果、いじめ案件ではなかったので、一安心。書いた子を特定して、指導も行った。

笠原の歴史
環境教育
正門の脇に植えてあるハマユウに実がなっていました。

防災
台風一過の9月6日(土)に、気になっていた崖の枯木を伐採してもらいました。



また、地域の方から指摘のあったプール北側のフェンスから飛び出していた枝についても、9月8日(月)に伐採しました。


防災
13:28に気象庁が袋井市に「暴風警報」を出した。市教委に確認したところ、児童を学校に留め置くように指示があり、教室待機。14:20に市教委から下校の許可が出て、集団下校開始。地区ごとに教員が引率した。
学区の安全確認のために校長は、自家用車で学区の川、水路、崖などの見回りを行った。
学校の横の三沢川は濁流がすごい勢いで流れていた。

笠原こども園西側の貯水池はいっぱい水がたまっていた。

三沢川を笠原水源の辺りまでさかのぼると、水の勢いはさらに増した。危険。写っているのは川の上を通る水道管。


デンマーク牧場のあたりはさらに急流。

五十岡(いごおか)に行く途中の排水路は、あふれる寸前



三輪の田んぼでは、刈り取り前の稲が倒れてしまっていた。
斜面のところどころからは水が噴き出ていて、アスファルトの上を横切るように流れていた。
防災

地図情報配信サービス「どまんなか袋井navi(ナビ)」の画像を加工
①正門横の貯水池があふれ、駐車場の職員の車を移動させた。




②墓地から下る側溝が落ち葉で詰まり、あふれてしまっていた。



大雨の中、教頭が詰まった落ち葉を取り除いた後も、水はあふれたままだった。
崖のコンクリート壁のクラックから濁った水が噴き出るようになれば、道路を封鎖して通行禁止とする。
