校長のあたまのなか

学校ビオトープがある良さ

2024年10月3日 12時59分
環境教育

 昼休みになると、校長室のガラス窓をコンコンと叩く子が来ます。「ビオトープに行こう」と誘ってくれるのです。

 ビオトープは、敷地内の教師の死角にあり、スズメバチの巣もあったことから、子どもたちだけでの立ち入りを禁じていました。だれか先生がいれば、行ってもよいと考えたのか、校長を誘うようになりました。

 ビオトープに行くと、別の子たちも集まってきます。

 小川をのぞきこむと、メダカの群れが、見えない糸で引っぱられているように逃げ出しました。

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「あみをもってきてもいい?」と頼まれたので許可すると、

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「何の魚かな」3年生が言うと、

「メダカだよ」と、5年生が答えました。

「でも、メダカじゃないのもいる。」と、3年生。私も気になって網の中をのぞきこむと、確かに、ひれの形や位置がメダカとは違います。

「つかまえてもいい?」弱っているのか、アゲハチョウは男の子の手でつままれました。

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