校長のあたまのなか

昭和の鏡

2025年7月8日 16時45分
笠原の歴史

 西階段を上がる途中に鏡が2まいある。下の方には「昭和48年度卒業生一同」と書かれている。

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 昭和48年度に卒業した6年生は、今年、63歳か64歳である。

 昭和47年(1972年)に笠原小の新校舎が完成したばかり。昭和49年に開校100年を迎える前に卒業していった人たちである。できたばかりの校舎に新品の鏡を寄贈してくれたのだろう。この鏡は、50年以上も笠原っ子の姿を映してきた。

 当時の笠原小は、全校児童約270人。今の学校風景と大きく違うところを挙げてみる。

・1クラスの人数は最大で45人。(3年生)

・特別支援学級(スマイル)は、ない。

・学校で給食を作っていた。

・家庭科室、図工室、音楽室がある校舎はまだ建っていない。

・今の体育館は、まだ建っていない。

・プールは別の場所にあった。

 この鏡を寄贈してくださった卒業生の方で、地元に残っている方がいらっしゃいましたら、校長室にお越しください。当時の笠原小の様子や学校行事について教えてください。お待ちしています。