校長のあたまのなか

「鼓涛教育」とは何なのか

2024年10月16日 12時23分
研修

 教育長が学校訪問した際に、「笠原小は以前から『鼓涛教育』と言っているが、どういう教育なのか?」と尋ねられました。確かに本校のグランドデザインにも「鼓涛教育」が入っています。しかし、校長として満足のいく答えを返すことができませんでした。

 学校には、言葉の意味がきちんと共通理解されないまま使い続けている用語があります。そこで、教頭に「鼓涛教育」についての資料があるか尋ねると、小冊子を渡されました。本校の開校100周年のとき(昭和50年7月17日)に発行されたものでした。A5判87ページの本です。棚橋清香 校長の命を受け、浮穴 學 教諭が中心になって書かれた論文のようです。副題に ―公立学校における長期の教育計画はいかにして可能か― とあります。第一編 第一綱 第一章 第一項まで書かれた草稿であり、目次はあっても第ニ項以降の大部分の内容はありません。

 昨日の午後は静岡市への出張があったので、往復の電車の中で2回読みました。これを読めば「鼓涛教育」が分かると期待しながら・・・

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