笠原は好きですか
2025年4月7日 14時00分令和7年度1学期 始業式 校長の話
新しい担任の先生が発表されて、わくわくしているのではないかと思います。令和7年度は、119人の笠原っ子一人一人が輝き、笑顔が増えるような学校にしていきます。
ロイロノートを使って「学校を楽しくするにはどうしたらいいか」を校長室からみんなにアイデアをきいたことがありました。その中で「休み時間をもっと増やしてほしい」という意見がありました。先生たちで話し合って、2時間目のあとの休み時間を20分にしました。天気がよければ外に遊びに出てもかまいません。「全校かくれんぼをまたやりたい」という意見もありました。今度は、新しく来た先生と子どもたちにもかくれてもらおうと思います。かくれたい人はいますか? では、にこ隊で計画を立ててください。ほかにも「こんなこといいな、できたらいいな」と思うことがあったら、校長室までロイロノートで返事をください。
みんなは、笠原が好きですか? 大人になっても笠原に住みたいと思いますか?
今、笠原に住んでいるのは、全部で2300人くらいです。そのうち65歳以上のお年寄りは何人いると思いますか。およそ880人です。15才以下の子どもは何人いるでしょうか? 300人くらいしかいません。これからは、お年寄りがもっと増え、子どもがどんどん減っていきます。
校長先生は考えました。今、笠原小学校で大事なのは、大人になっても笠原が好きで住み続ける子、元、プロ野球選手の浦野さんのように、笠原を離れても、笠原が好きで見守ってくれる人を小学校から育てることなのです。そうでないと、100年後は、「笠原」は、なくなってしまっているかもしれないのです。
笠原地区の子どもと高齢者(令和6年12月)
子どもの数が減っている今、みんなは笠原の宝です。小学校で楽しく学んで、自分の力を伸ばしてほしいです。そのためのお手伝いを、先生たちや地域の方たちがしていきます。校長先生は、みんなの笑顔やがんばりをたくさん見つけて、学校ホームページで紹介していきます。自分のタブレットやスマホで見て、「いいね」をつけてくださいね。