遠足について考える
2025年3月17日 13時39分沿革誌の記事を読んでいくと、昔の笠原小学校の姿が浮かんでくるようで興味深い。昔の子は、かなりたくましかったと感心することがある。大正7年4月30日には、こう書かれている。
春季遠足ヲ行ヒ尋一海岸、尋二三四法多山、尋五六小笠山 高等科小笠山ヲ経テ法多山
(春の遠足を行った。1年生は海岸、2,3,4年生は法多山、5,6年生は小笠山、高等科は小笠山を通って法多山まで)
※ 高等科は、今の中1、2年で尋常小学校は8年間だった。
大正7年4月30日を調べると、火曜日だった。1年生でも同笠海岸まで往復7㎞以上を歩き通したのである。当時の笠原っ子は健脚ぞろいで体力も今よりあっただろう。
笠原コミュニティセンターでは、今でも秋に「歩け歩け運動」として法多山まで行っているが、片道で自由解散だという。
笠原小学校でも当時をしのんで、遠足を実施したらおもしろいと思うのだが、職員は嫌がるだろうか。