校長のあたまのなか

やめてもよいことなら

2024年4月30日 08時31分
働き方改革

 4月26日(金)午後から気温が上がるとのこと。朝、職員室で、「PTA総会を体育館で行わず、職員紹介もないので、今日の参観会と懇談会はふだんどおりの服装のままでよいです。わざわざ、着替えなくてもよいです。」と職員に伝えた。保護者が出入りする昇降口にはメッセージを貼っておいた。

 本日は参観ありがとうございます。5時間目、学級担任はふだんどおりの服装で授業をします。ご容赦願います。PTA総会での職員紹介がありませんので、お子さんの担任以外のクラスもぜひごらんください。

 PTA総会では、会長と校長が放送であいさつをした。資格確認と議事の承認は、ネット上で行った。何も問題はなかった。来年度は資料の印刷もやめてPDF化していけばよいと思った。以下は校長あいさつ。

 新しく校長になりました岡本正彦です。よろしくお願いします。浅羽学園では、任せて認める指導により、子どもの居場所づくり、絆づくりと、わかる・できる・楽しい授業を実現していきます。あいさつ運動にも地区全体で取り組んでいきます。笠原小学校では、「一人一人が輝く学校」づくりを目標に子どもたちも先生も一人一人を認め、大切にしていく場所にします。会長さん、副会長さんのご提案で、みんなで集まらなくてもよいPTA総会が実現しました。ありがとうございます。PTAの活動の負担軽減をめざして、今後も改革を進めていきたいと考えています。保護者も子どもも教職員もみんなが幸せになれるような仕組みを考え、できる人ができるときに学校と子どもたちのために協力し合う無理のない組織に変えていきましょう。ご理解とご協力をお願いいたします。

参観会も懇談会も多くの保護者に出席していただいた。本校の学級担任からも保護者からも好評だった。PTA副会長さんとは、そのあと校長室で、今後のPTA改革について意見交換をした。今まで当たり前のようにやっていたことを少し変えるだけで、保護者も職員も楽になることを実感した。校内のことで、やめてもよいことなら、コロナ禍以前のやり方に戻す必要はない。そのために、校長が変わることを恐れず、ウェルカムな姿勢を示すことが呼び水となるのだろう。