園と小学校での「教師の役割」のちがい
2024年5月8日 10時32分こんなことに気付きました。小学校低学年の子どもたちの多くは、学級担任の名前を名字ではなく下の名前で呼びます。これは、園のなごりだと思います。園では通常、園長先生以外、名前で呼ばれるのです。(同じ苗字がかぶっている場合を除く)高学年になるにつれて、学級担任を名字で〇〇先生と呼ぶようになります。
呼ばれ方だけでなく、教師の役割も園と小学校では違うと感じます。小学校では、教え、指導するのが主な役割になります。
しかし、園の先生の役割はもっと子どもに寄り添う伴走者としての要素が強いです。小学校教員も、幼稚園教育要領解説(文部科学省)の中の「教師の役割」の一節を読み込んでおくことで、園と小学校との円滑な接続につながると、私は感じます。
また、小学校に勤務する支援員さんたちには、子どもへのかかわり方で参考になるはずです。
幼稚園教諭としての役割を箇条書きすると、
1 幼児が行っている活動の理解者としての役割
2 幼児との共同作業者,幼児と共鳴する者としての役割
3 憧れを形成するモデルとしての役割や遊びの援助者としての 役割
小学校低学年の学級担任は、園の「教師の役割」を自分にだぶらせながら、生活科を教えてほしいと願っています。時間があるときに、続きにあるリンクを読んでみることをお勧めします。