社会科 伝統工芸
2025年1月29日 09時36分伝統工芸のことを学んでいました。後継者不足や値段の高さなどの課題に対して、どうすればよいのかを考える授業でした。意見やつぶやきが子どもたちからたくさん出ていました。
校訓 強い子 明るい子 考える子
学校経営方針「一人一人が輝く学校」づくり
伝統工芸のことを学んでいました。後継者不足や値段の高さなどの課題に対して、どうすればよいのかを考える授業でした。意見やつぶやきが子どもたちからたくさん出ていました。
教科担任には、私(校長)の私物の駿河竹千筋細工の虫かごと森山焼の湯のみを貸してあります。授業で活用してくれるとうれしいです。
昔、私は授業で、100円ショップで買った虫かごと湯のみをいっしょに見せて、子どもたちに「どちらがほしい?」と尋ねました。当然、伝統工芸品の方を子どもたちは欲しがります。しかし、「みんななら、どちらを買う?」と問うと、100円ショップの方を選ぶのです。それが本質です。生産者でもない子どもたちが、どうすれば伝統工芸品が売れるようになるのかを考えるのは難しいと思います。
まずは、伝統工芸品のことを知り、調べるのがよいと思います。そのために、実物に触れさせる体験を重視してほしいのです。伝統工芸品が好きになり、驚き、もっと調べたくなるように仕向けるのが、教師の腕なのです。
「匠の宿」の社会科見学があるとダイナミックな活動になると思います。行けるといいのに。学校で連れて行けなくても、家庭で出かけることでも、学びが深まります。「深い学び」にするためには、教師や家庭の働きかけが大切なのです。