前日までに、プールの底の泥と落ち葉を取り除いておいたので、予定よりも早く終わりそうです。4年生はプールサイド、5年生は小プール、6年生は大プールの担当です。底や壁面をたわしでこすり、汚れやタニシのたまごなどをこすり落とします。洗剤や薬品は使いません。
晴天の中、気持ちよさそうでした。
教育課程に位置付け、100人近い児童が、プール清掃を行うことを考える時期に来ています。近隣の学校では、プール施設老朽化のため、公共施設のプールを使用しています。人が泳ぐわけではないので、清掃の負担も軽くなります。また、PTA予算等を工面して、プール清掃そのものを外注している小学校も増えてきました。費用は10万円近くかかるそうです。本校のように児童数も職員数も少ない学校では、市からの学校配当予算もPTA予算も少ないために、プール清掃を外注することはできません。
公共施設のプールを使用した場合、インストラクターも監視員も付きます。水泳指導の専門家から丁寧な指導が受けられるのです。公教育の公平性から考えても、自校のプールを使用することで、不利益が生ずるのであれば、市にも考えてもらいたいです。
泥や落ち葉がたまったプールの底はよく滑り、安全面でも衛生面でも心配でした。子どもたちが入る前に、ヤゴを救出しながら、落ち葉や泥を取り除いたところ、小プールで3時間、大プールで5時間かかりました。(教員の負担をふやさないように、校長が作業を行いました。)
15時20分下校予定のところ、14時30分に下校できました。早く終わった分、先生たちは学級事務の時間ができました。来年度は、人数と時間を減らして計画を立てるようにします。