小さな花たち
2025年5月19日 10時40分初夏のビオトープには、かわいらしい小さな花がたくさん咲いています。
白いヒナギキョウ、ニワゼキショウ、ムラサキサギゴケ、カタバミ、コメツブツメクサ、シロツメクサなどです。特にヒナギキョウがお気に入りです。青紫色の花はよく見かけるのですが、白花がこんなにまとまってみられるのは、めずらしいです。
初夏のビオトープには、かわいらしい小さな花がたくさん咲いています。
白いヒナギキョウ、ニワゼキショウ、ムラサキサギゴケ、カタバミ、コメツブツメクサ、シロツメクサなどです。特にヒナギキョウがお気に入りです。青紫色の花はよく見かけるのですが、白花がこんなにまとまってみられるのは、めずらしいです。
午前8時10分から10時まで作業を行いました。小プールにはほど良く落ち葉がたまっていて、ヤゴがいました。昨年度ほど多くはありませんでしたが、プール掃除をしながら、落ち葉や泥といっしょにすくってみざるに入れました。そのあと、ヤゴをつまんで水を張ったバケツに移していきました。
昨年度よりも、プール清掃の時期を早めたので、ヤゴがまだ小さく、排水溝のスリットを通って泥といっしょに外に出てしまうこともありました。
とりあえず、バケツにたまってきたヤゴを写真に撮っておきます。
ヤゴは、3年生が育てるそうです。どんなトンボになるか楽しみです。飼うときには、入れ物の底にプールやビオトープの落ち葉と泥を入れて、わりばしか木の枝を立てておきましょう。2週間ぐらいで羽化するはずです。入れ物は、ペットボトルの上の部分を切ったものに、ヤゴを1~2ひき入れるとよいです。
以下のホームページから、ヤゴの名前を調べてみましょう。
http://www2.kobe-.ed.jp/shizen/wtplant/animals/tombo/yago/libellul.html
朝からプールの水を抜いて、午後1時30分から3時30分まで、大プールの掃除をしながら、ヤゴの救出を試みました。昨年は2000匹以上のヤゴがいたので期待していたのですが、今年は、ゼロ。あれだけたくさんいたコノシメトンボのヤゴは、どこに行ったのでしょう。
昨年度の様子はこちらから。
https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/15/34/2664#frame-34
https://kasahara-e.fukuroi.ed.jp/plugin/blogs/show/15/34/2666#frame-34
大プールの底にたまった落ち葉も、昨年の10分の1ほどで、かなり少なかったです。昨年、プールの北に生えている2本のナンキンハゼの枝を切ったせいで、落ち葉が減り、ヤゴも減ったのではと想像します。
ただ、ビオトープのトンボは減っていません。ギンヤンマもいます。昼休みに6年生がつかまえようとしましたが、ダメでした。
明日は、小プールでヤゴを探してみようと思います。事前に掃除をしておくことで、子どもたちや職員の負担が減れば一石二鳥です。
4~6年生によるプール清掃は、20日(火)の午後を予定しています。
アゲハチョウのさなぎが見つかりました。トンボとりをしていた6年生の男子が見つけました。ハッサクの木ではなく、日当たりのよいプールの壁です。幼虫が木をおりて、かべを登ってさなぎになったようです。
アゲハチョウのさなぎは、帯蛹(たいよう)といって、腰のあたりで帯のように糸を張って体を固定します。ほかには垂蛹(すいよう)といって、枝からぶら下がるようにさなぎになるチョウもいます。
https://proto-ex.com/data/945.html
ハッサクの枝で、さなぎにならなかったのは、なぜだと思いますか?
5月10日(土)に予定されていたPTA奉仕作業を中止した。雨天で警報級の大雨も予想されたからだ。翌日11日が予備日だったが、作業を行わないこととし、9日(金)に保護者にメールで連絡した。保護者にも教職員にもおおむね好評だった。
予定されていた作業は草刈りが中心だった。草が伸びてきてしまっていたので、校務員と校長で手分けして草刈りを行った。プールの北側と東側の法面は、2人で2時間ほどの作業だった。春の分の草刈りだけならば、校務員と校長でなんとかなると思えた。
学校に隣接した森の下草刈りは、3時間ほどかかった。
本校は校地が広く、職員が少ないので、校務員と級外職員だけで毎回、草刈り等を行うのは難しい。奉仕作業日を設けて一斉に行うのではなく、保護者も含めた地域ボランティアが、自分が都合のよいときに来て作業をしてもらう方がよいのではないか、と考えている。
保護者も教職員も負担が軽くなるような仕組みをつくっていくのがよいと思う。アイデアとしていくつか挙げてみる。
・ビオトープ周辺や校庭の南側などにあえて草刈りをしない、または草刈りの回数を減らすゾーンを設け、バッタなどの昆虫が育つ場所とする。草が生えていてもよいのだとすれば、作業は減る。
・PTA会費を値上げして、その費用でシルバー人材センターに作業を委託する。
・地域学校協働推進委員やコミュニティースクールを活用して、広くボランティアを募る。土日や祝日を含め、都合のよいときに作業をお願いし、燃料代等をPTAで負担する(本校には、村田さんをはじめ草刈りボランティアがすでに何人かいる。)
・保護者や児童の祖父母から、草刈り・草とりボランティアを募り、お子さん、お孫さんの授業参観も一緒におこなってもらう。期間を1週間程度設け、都合のよい日に来てもらう。
夏の時期の草刈りをどうするのかを考え、次回の奉仕作業のあり方を決めていきたい。次回は9月27日(土)予備日は翌日。
何かよいアイデアやご意見のある方は、コドモンまたは、学校宛電子メールでどうぞ。
体育館通路にある多目的トイレの壁に作りかけていたツバメの巣は、途中で作るのをあきらめてしまいました。残念。もう少し人通りの多い場所の方が、お気に入りだったのでしょう。
笠原コミュニティセンターの玄関には、ツバメが巣をかけました。親鳥がひんぱんに出入りしています。
3年生が道徳で「ツバメの赤ちゃん」の学習をし、ワークシートをまとめていました。
笠原小周辺では、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメの3種が観察できます。
そのほかにも、ウグイス、キジ、ハクセキレイ、コジュケイ、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、シジュウカラ、ヒバリ、ホオジロ、アオサギ、ハシボソガラス、スズメなどがいます。
私が、子どものころ好きだったアニメの1つに「ムーミン」があった。主人公のムーミンよりもスナフキンにあこがれていた。スナフキンは、いつもあちこちを旅していて、ときどきムーミン谷に戻ってくる。そしてムーミンたちにすてきな話をしてくれる。「スナフキン」をネット検索していただければ、ビジュアルも名言も多く見つかるだろう。
スナフキンを旅へと向かわせるのが、Wanderlust(ワンダーラスト)である。未知なる旅や探検への願望、放浪心などと訳される。ムーミンは、スナフキンに接することでムーミン谷以外の世界に興味やあこがれをもつ。
人は幼児期の愛着形成を経て、安全基地からの探索行動を始め、外の世界へと活動の範囲を広げていく。その水先案内人の一人が教師なのだと思う。外の世界の不思議や魅力を伝える大事な仕事である。学ぶ楽しさや友達といっしょに活動する良さを体験させることは、小中学校でもっと重要視されてよい。
幼児教育に携わっていた3年間で驚いたことがある。園には不就園はあるが、不登園はなかった。不登園調査もなかった。園では登園渋りや母子分離不安はあるが、不登園への危機感は感じられなかった。子どもたちは、園の環境ならば居られるのである。
子どもたちを外の世界へといざなう、スナフキンのような存在になるには、教師がもっと自由で楽しく仕事ができるようになるといい。そのために、校長として働き方改革を進め、教師が子どもたちとゆっくりと話ができる時間を生み出していきたい。
学ぶ意欲をなくし、傷つくことを恐れ、安全基地という殻に閉じこもってしまう不登校や引きこもりの子を新たにつくらないようにするためだ。
人は古来、Wanderlustがあることで、冒険や探検をとおして新たな発見をし、歴史をつくってきているのだから。
令和7年度も年9回の朝の読み聞かせ(8:05~8:15)を行います。5/12,7/7,9/8,10/6,11/4,12/1,1/19,2/16の予定です。笠原地区の読み聞かせボランティアグループ「ゆりかご」の5人が、長年続けてくださっています。今日が第1回目です。