図書室南側の花壇できれいに咲いています。子どもたちは、あまり気に留めません。初夏の笠原小は花がいっぱいです。

　養護教諭から、全校児童のメディア利用時間一覧が届きました。子どもたちによる自己申告なので、実際の時間はもっと多いのかもしれないと考えています。

　結果は、全校児童１１９人のうち、平日のメディア利用時間４時間以上の子が、１２人いました。１０％を超えています。特に６年生で比率が高く、２５％となっています。平日で５時間以上、スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム等を利用している子が、４人いました。視力低下、ゲーム依存などが心配になります。

　６月４日は、６（む）４（し）の語呂合わせで、虫の日です。「日本昆虫クラブ」のメンバーである解剖学者の養老孟司（ようろう たけし）さんたちが呼びかけ、２０１８年（平成３０年）から認定・登録されているそうです。

　自然環境が豊かな本校でも、虫好きな子が増えるといいです。

　昆虫写真家の村松佳優（むらまつ　よしひろ）さんから、「ムシミル」０号と１号が届きました。私が個人的にお試しセットを注文しました。モンシロチョウのページは、３年生に見せたいと思います。

　笠原コミュニティーセンターのツバメの子育ては順調です。

　「小さな森の小川」に行くと、草がガサガサといっせいに動きます。カニです。１００ぴき以上のカニが動くので音がするのです。ちょっとびっくりしました。「小さな森の小川」には、メダカを入れましたが、カニもたくさんおとずれています。

　５月分の自校集計では、常勤２０名の超過勤務時間（残業）の平均は、２７時間４５分。令和６年５月は２３時間３５分だったので、増えてしまっている。

　激務と言われる教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、７５時間３２分と３５時間３９分だった。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、４３時間１７分だった。個人の働き方のペースもあるが、少しずつ減らしていけるように見守っていきたいと思う。超過勤務時間が長い教員には、スクールサポートスタッフの支援を重点的に入れていきたい。また、教頭の職務については、校長で代われるものがあれば、負担を軽減していきたい。

　日々、一生懸命仕事をしてくれる本校の教職員に心から感謝している。残業が少なくなるように、仕事の内容を見直し、量を減らしていくのが、校長の仕事だと実感する。

　朝読書の時間に、３年生の教室で飼育していたアゲハのさなぎを見に行くと、腹に穴が開いていました。子どもたちに伝えました。「寄生バチにやられて中身を食べられているからもうチョウにはならない。」と。

　「かわいそう」という声が聞かれましたが、こう続けました。「自然の中では、産んだたまごがすべてチョウになってしまうと、地球上がチョウだらけになってしまう。１００このたまごのうち、２、３びきがチョウになるくらいです。」

　モンシロチョウの幼虫に寄生するコマユバチのなかま以外にも、アゲハヒメバチといって、さなぎの中で成虫になって出てくる虫がいます。自然界の生存競争は、厳しいと実感します。人間は生まれた子どもは、だいたい大人まで育ちますから。笠原小の１１９人の子どものうち、２人くらいしか大人になれないなんてことはありえませんが、昆虫の世界では、ふつうのことなのです。

　通学路を変更してからずっと、浅羽交番の警察官が朝の見回りを続けてくれています。ありがとうございます。お茶の収穫時期に入りましたが、児童の登校時の車の通過は、数台のみで地元の方ばかりです。子どもたちの安全に配慮し、徐行してくれています。

　通学路を変更して、遠回りになったという声も聞きますが、実際は、昇降口までの距離は以前の通学路とほとんど変わっていません。