算数 分数のわり算
2025年6月18日 09時56分分数のわり算は、割る数を逆数にしてかけると、計算できます。子どもたちは次々に問題を解いていきました。約分さえ忘れなければ、正解するのはそれほど難しくありません。
でも、なぜその方法で計算できるのかを説明できますか?
分数のわり算は、割る数を逆数にしてかけると、計算できます。子どもたちは次々に問題を解いていきました。約分さえ忘れなければ、正解するのはそれほど難しくありません。
でも、なぜその方法で計算できるのかを説明できますか?
わり算の性質として、わられる数とわる数に同じ数を掛けても商は変わりません。例えば
6÷2=3
(6×2)÷(2×2)=12÷4=3
(6×3)÷(2×3)=18÷6=3
(6×10)÷(2×10)=60÷20=3
という具合です。
次に、ある数に逆数を掛けると、どうなるかを考えます。6の逆数は、6分の1です。2つを掛けると1になります。逆数を掛けるということは、1にすることなのです。
2÷1=2 3÷1=3 4÷1=4 ・・・・ 9÷1=9と、1でわっても元の数と変わりません。
これらの考え方を組み合わせて使うと、わり算をかけ算に変えることができます。
分数どうしのわり算でも、同じやり方でかけ算に変えることができます。
「逆数」って何のためにあるの? とか 「逆数」って何かの役に立つの? とか 思っていた笠原っ子。 「逆数」は1にしてくれることで、めんどうくさいわり算をかんたんなかけ算にしてくれているのです。めでたし、めでたし。