カメがいる
2025年6月17日 15時31分15時20分、3~6年生の下校を見送るために昇降口に立っていると、「校長先生、カメがいる。カメラ持って来て!」とせかされ運動場に向かった。すでに集まっている。
「教室の窓から見えた。」
どんだけ目がいいんだ笠原っ子は、と驚きながら近づくと、外来種のミシシッピアカミミガメだった。
予想していたカメの動きよりも3倍は速い。あっという間に植え込みに逃げ込んだ。
「運動場にカメがいるのがどうしてわかったの?」疑問をある子にぶつけると、「だって足跡が見えてその先で動いていたから。」との答えが返ってきた。なるほど、ナスカの地上絵のように、カメが動いた跡が地面に残されていた。
すると、あのカメは、茶畑の斜面をよじ登り、運動場を南北に大きく横切ってきたのか。
子どもたちを返した後、カメはそのままにしておくことにした。