笠原っ子日記

算数 円に内接する正多角形

2024年12月10日 10時40分
5年

 コンパスで円を描きます。コンパスで半径の長さを測り取ります。円周上の一点を決め、そこから半径の長さで、円周を分割して印をつけていきます。円周上の点を結んでいくと、正多角形ができます。

【問1】正何角形ができますか?

【問2】それはなぜでしょうか?

DSCN7464

DSCN7462

DSCN7465

 さっきの3年生の算数をもとに考えてみましょう。

 円の中心から、円周上にある頂点に向けて直線を引くと、いくつかの三角形ができます。これらの三角形は、二等辺三角形なのですが、今回は残りの一辺も半径と同じ長さにしたので、3つの辺の長さが等しい「正三角形」になります。

 正三角形は3つの角の大きさが等しい三角形です。三角形の内角の和は180度なので、1つの角の大きさは、

180÷3=60 

60度になります。円の中心角は、360度なので、

360÷60=6

 正六角形が描けるわけです。