算数 円に内接する正多角形
2024年12月10日 10時40分コンパスで円を描きます。コンパスで半径の長さを測り取ります。円周上の一点を決め、そこから半径の長さで、円周を分割して印をつけていきます。円周上の点を結んでいくと、正多角形ができます。
【問1】正何角形ができますか?
【問2】それはなぜでしょうか?
さっきの3年生の算数をもとに考えてみましょう。
円の中心から、円周上にある頂点に向けて直線を引くと、いくつかの三角形ができます。これらの三角形は、二等辺三角形なのですが、今回は残りの一辺も半径と同じ長さにしたので、3つの辺の長さが等しい「正三角形」になります。
正三角形は3つの角の大きさが等しい三角形です。三角形の内角の和は180度なので、1つの角の大きさは、
180÷3=60
60度になります。円の中心角は、360度なので、
360÷60=6
正六角形が描けるわけです。