輪投げは、幼児の療育の一つとして児童発達支援事業所では、よく行われていました。目で見て距離感をつかみ、投げるタイミングや力の入れ加減を遊びながら養う「感覚統合」になります。不器用な子は、自分の身体の使い方がまだ身に付いていないことがあります。園の時に十分に遊んでこなかった子が、小学校に入ってからも輪投げで遊べるのはすてきです。
はさみの使い方が不器用な子は、練習すればできるようになるというのは小学校教員の見方で、園の先生は遠回りなようでも遊びの中でいろいろな身体や手先の動きを経験させることで「感覚統合」につなげているのです。