働き方改革
11月分の自校集計では、常勤19名(支援員等を含む)の超過勤務時間(残業)の平均は、23時間42分だった。10月よりも2時間24分減った。45時間超は0人。教頭と教務主任の超過勤務時間はそれぞれ、33時間20分と37時間33分だった。学級担任で最も超過勤務時間が長かったのは、31時間54分(6年担任)だった。参観会や修学旅行があったが、10月よりは超過勤務が減っている状況は好ましい。12月の超過勤務時間の平均は20時間を下回ることを目標としたい。
その他
廊下の窓越しにクレーンが動くのが見えました。外に出てみると校舎の屋上よりも高く、腕が伸びていました。校舎の外壁工事のための資材を上に運んでいます。


こくご で、「じどう車くらべ」の べんきょう を した 1年生 に 見せたくて、しゃしん を とって みました。
その他
今日は、朝の読み聞かせの役だったので、図書室から絵本を選んで教室に向かいました。ウクライナ民話「てぶくろ」です。私が子どものころに読んだのと変わっていません。
1965年11月1日発行とありますから、長い間売れ続けている絵本です。図書室にあったのは、第49刷(1983.11.1)の古い本です。
おじいさんが落としたてぶくろに、いろいろな動物が住み着き、家のようになっていくのが何とも楽しいのです。最後は熊がてぶくろに入ろうとするのですが、拒まれることはありません。ねずみ、かえる、うさぎ、きつね、おおかみ、いのしし、くまが仲良く手袋で暖まるのです。最後は、おじいさんが落とした手袋を探しに来て、動物たちは逃げ出してしまいます。

ウクライナ民話と知って、なんだか切なくなりました。寒い寒いウクライナでは、みんなで集まって暖をとるのでしょう。てぶくろの中では、ねずみはかえるを食べないし、きつねはうさぎを食べません。
今のウクライナでは、戦いの中で寒い夜を過ごしていることでしょう。早く戦争が終わって、平和な日が来ることを願っています。
働き方改革
明朝の職員集合は午前6時。6年生は6時20分登校。早い。
勤務時間外なので、教頭以外の職員の見送りは行いませんが、ご容赦願います。同様に学校に戻ってくる27日の午後6時30分も、教頭が出迎えを行います。働き方改革を進めている本校では、修学旅行時の職員による見送りや出迎えの対応を極力やめていきます。
つい最近まで学校では、修学旅行のときには、ほぼすべての職員が早めに出勤し、駐車場の案内や見送りを行いました。帰りには、校舎の電灯をすべてつけて明るくして、多くの職員が出迎えました。時間外勤務という扱いもなく、そうすることが小学校の文化として残ってきたのだと思います。
修学旅行の引率を行った職員は、勤務時間の割り振りをきちんと行い、超過した時間分の休みを別の日にとってもらいます。
今回の修学旅行の様子は、現地から学校ホームページとコドモンでこまめに発信していこうと考えています。6年生の保護者は、学校ホームページをチェックしてみてください。
授業
11月20日から、2年生のために昼休みに校長室で「九九道場」を開きます。初日から、道場やぶりが来ました。(セリフを言って入室します。)
「せっしゃは、〇〇(自分の名前)と もうす。いざ、九九道場やぶり にまいった。くだり九九で じんじょうに しょうぶ ねがいたい。」
「ちょうせん おうけ いたす」(と答え、ストップウォッチ スタート)
「九九八十一、九八七十二、九七六十三・・・・・・」
(失敗すると、ブブーの効果音が鳴り、終了)
延べ16人がいどみ、いまだ合格がありません。3年生も見学に入室しましたが、おそれをなして挑戦してきません。ついに、合格者が出ました。2年担任が用意した賞状に名前と日付を書いて、賞状授与。初日の道場やぶり成功者は1名のみとなりました。

時間制限はありませんが、言いまちがいや九九をとばすと、道場やぶり失敗になります。一日に何度でも挑戦できますが、練習不足の場合は、「しゅぎょうが たらん」と言って退出させます。

その他
校舎の外壁工事が始まり、足場が組まれていきます。工事にかかわる人たちは、若手が多く、活気があります。チームワークよく、声を掛け合いながら仕事をして、見ていて気持ちがよいです。
今日は朝から冷たい雨が降っていますが、作業が進んでいます。休み時間に合わせて、音が出る作業をしてくれます。配慮していただき感謝です。



授業
本校の児童は、漢字の書き取りが苦手な子が多い。職員室でも、テストの漢字が書けていないことが話題になる。2年生でも漢字が定着せず、3年担任は、1年生からさかのぼってプリントで練習を行っているが、まだ1年生が合格しない子がいると聞く。
今までの指導方法に固執せずに、いろいろと試してもらいたいと思う。その中でうまくいくものがあれば、本校の職員で共有していけばいい。研修主任がリーダーシップをとって、漢字の指導に力点をおいてもらおうと思う。楽しく漢字を学ばせてほしい。漢字が読めず、語彙も少なければ、読解力以前の問題である。
本校の子どもたちは、クイズが好きである。漢字もどんどんクイズにして、授業の合間に子どもたちに示してはどうだろう。おもしろいサイトがあったので、参考にどうぞ。
https://kanji.kuizu100.net/
授業
日本が誇る漢字の碩学に白川 静 博士がいた。中国人もびっくりの漢字研究者である。新書版の「漢字百話」や「常用字解」は、今でもときどき読み返すくらい好きな本である。
古代、漢字は亀の甲羅や牛の肩甲骨に刻まれた占いのための文字として生まれている。文字としての神秘性やかっこよさは、エジプトのヒエログリフに勝ると個人的に思う。
欧米人にとって、漢字はCOOLであり、Tシャツやタトゥー、洋楽のレコードジャケットなどに使われた。1980年代には、黒人アーティストのマイルス・デイヴィスやプリンスが、漢字がデザインされた服を着てコンサートをしていたのを覚えている。(日本人の私には、それほどカッコいいとは思わなかったが・・・・)
何を言いたいのかというと、子どもたちにも漢字を好きになってもらえばいいと思うのだ。漢字が好きになれば、自ら学ぶようになる。教師の役目は、子どもたちを早期に漢字嫌いにさせないことではなかろうか。
白川 静 博士の出身県である福井では、「白川静漢字教育賞」なるものを創設している。
「白川静漢字教育賞」は漢字文化の振興に寄与された白川静博士を顕彰し、新しい指導法や特色ある教材によって、継続的に漢字教育を実践し、成果及び努力が認められる個人・団体を賞するもので平成25年度に創設しました。令和3年度(第8回)からは「小・中学生の部」を新設し、漢字に関する作品を小・中学生からも募集しています。(福井県ホームページより引用)
本校職員にも「白川漢字教育賞」を参照することをお勧めする。秀逸な漢字指導方法が満載である。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/syoubun/shirakawa/kyouikusyou.html