校長のあたまのなか

モズとハヤブサ

2024年10月25日 16時40分
環境教育

 今、小学校の周辺には、気になる鳥がいます。

 電線や、電柱の上にとまって、けたたましい高い声で鳴くのは、モズです。小さいけれど、ワシやタカのなかま(猛禽類)です。トカゲやカエルなどの小動物をつかまえて、枝やとげの先につきさします。「モズのはやにえ」といいます。モズは漢字で書くと「百舌鳥(単に百舌のこともある)」で、ほかの鳥の鳴きまねをすると言われています。

 学校周辺には、ハヤブサもいます。5年の国語の教科書の物語文「大造じいさんとがん」(椋 鳩十 作)に出てくる鳥で、同じくワシやタカのなかまです。トビと違い、羽に細かいもようがあるので、慣れると、飛んでいる姿形で判別できます。双眼鏡で見ると、目玉がクリっとしてかわいい顔をしています。

 興味がある子は、図鑑やネットで調べてみましょう。昆虫が苦手でも、鳥さんならば、イケるかもしれません。