校長のあたまのなか

「自分勝手なことをする子」への対応

2024年7月12日 13時47分
特別支援教育

 「特別扱い大いに結構」が、笠原小インクルーシブのやり方です。

 本校の通常学級には、みんなと一緒に学習することが難しい子が何人かいます。自分勝手なことをしたり、授業の妨害をしたり、教室に居られなかったりします。そういう子に対しては、特別扱いするように指示しています。できていないことを無理にやらせようとしても、今より状況が良くならないどころか、逆に悪化することがあるからです。

 「〇〇さんだけ特別扱いできません。」「それは、甘えやわがままです。」「一人なら何とかなりますが、〇〇さんのような子が何人も出たら対応できません。」とかいう声も聞かれました。

 それでも、特別扱いをお願いしました。無理な部分は、校長が引き受けて納得してもらいました。そのほうが、担任にとっても、その子にとっても、幸せな状態を保てるからです。どんな特別扱いをしたのかについては、次回。