校長のあたまのなか

昭和の英語は なんか かっこよかった

2024年4月30日 12時35分
授業

 4月29日(月) 昭和の日

 昭和後期の思い出に浸り、自宅で歌謡曲のレコードを聴いた。日本語の歌詞の中にときどき英語が入ってくる。自分が小学生の時は何を言っているのかさっぱりわからなかったが、中学、高校と進み、英語の歌詞の意味が分かるにつれ、同じことでも英語で言うとかっこいいということが私の頭に刷り込まれた気がする。今聴いてもすごいなと感じるおすすめの2枚を紹介。

 ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」’79国際児童年協賛歌で、Every child has a beautiful name.と歌いかける。B面は全部英語で歌われている。後の銀河鉄道999にもつながるパターンである。早見 優の「夏色のナンシー」は、If you love me.のイフからして、他のアイドルとはレベルの違う発音。

 また、当時の洋画には、かっこいい決めぜりふがあった。

May the Force be with you.(スター・ウォーズ)

Go ahead, make my day.(ダーティーハリー4)

I'll be back.(ターミネーター)

 深夜番組のベストヒットUSAで、MCの小林克也が流ちょうな英語でジョークを交えながら洋楽のアーティストと会話するのをあこがれて見ていた。なんか、英語ってかっこいいなというのが、学習の原動力だった気がする。

 今の小学生は、低学年のうちから英語にふれる機会が多くなっているが、「かっこいい」というあこがれの気持ちで学ぶことができているだろうか。早期学習が英語嫌いを増やさないように気を付けたい。