校長のあたまのなか

避難訓練のあとの話

2024年9月24日 13時12分
防災

 本日の昼休みは、予告なしの避難訓練でした。朝は涼しかったのですが、晴れて気温が上がり、運動場で座って話を聞くのはつらいと判断し、運動場に避難できたら、学級ごとに確認して、教室に戻らせました。教室に戻ってから、校内放送で話をしました。

 運動場で遊んでいた子はそのまま集合し、最後の学級が運動場に集合できたのが、放送3分後。速やかな避難でした。人員確認もスムーズでした。

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 地震のゆれが地面を伝わる速さは、とても速いです。もし、袋井駅の真下で地震が起きたら、笠原小が揺れ始めるまでに1秒もかかりません。揺れが伝わる速さは1秒間に約6㎞、時速約2万㎞です。東京で地震が起きると、40秒後には袋井も揺れています。今から20年前の10月に起きた新潟県中越地震は、最大震度7で上越新幹線が脱線して止まりました。1日は24時間ですが、学校にいる時間はそのうちの3分の1くらいです。学校にいないときに地震がくる確率の方が高いです。近くに大人がいないときに地震が起きたらどうすればよいのかを担任の先生やおうちの人と話し合っておきましょう。