校長のあたまのなか

就労支援B型の事業所が増えている?

2024年7月30日 13時08分
特別支援教育

 ここ数年のうちに、就労支援B型の事業所が増えたように感じます。磐田市や袋井市周辺を車で走っていると、看板をよく見かけます。以前はコンビニだった建物やビルの一角などに事業所を構えています。本校の周囲にもいくつかの事業所や施設があります。

 ところで、「就労支援B型」って何なのかご存じですか?

 障害者が受けられる福祉サービスの1つです。A型もあります。前の職場の隣の部署が福祉関係だったので、担当者と仲良くなるうちに福祉サービスについて詳しくなりました。生まれた時から年老いるまでずっと、福祉と教育の両輪の支援を受け続ける人たちがいることを知り、自分が「当たり前」だと思っていた知識の狭さを実感しました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/naiyou.html

 先日、笠原小学校の校長室を20年ほど前の教え子が訪ねてきました。その子と話すうちに、特別支援教育の課題というか歪のようなものを感じました。