校長のあたまのなか

か〇や の 教え

2024年6月20日 15時29分
特別支援教育

 前の職場では、給食がなかったので、週に1~3回は、近くの店で外食をしていました。安くてボリュームがあって、しかもおいしいので店はいつも混んでいました。揚げ物がメインの「か〇や」というひらがな3文字のお店です。(まん中の字はあえてふせておきます)

 レジの奥の壁には、店是のプレートがかかっていて、こう書かれていました。「店はお客のためにある」

 何を当たり前のことを今さら・・・・、と思いながら、深い意味でもあるのかと調べてみると、倉本長治の商訓五十抄の言葉だと分かりました。「店は客のためにあり 店員とともに栄える」というのが元の言葉です。

 学校現場に戻ってきて、そもそも学校は何のためにあるのかと考えてみると、この言葉の大切さが身に沁みます。

 学校は子どものためにあり、教員とともに伸びていく場所であるべきだと思い至りました。そんな学校をつくるためには、「インクルーシブ」の共通理解が必要だと思うのです。