令和６年度修了式　校長の話 

　笠原小学校での1年間が、今日で終わります。

　４月の始業式では「自彊の石」の話をしました。西階段の下にある大きな石で、ぎりぎりまでがんばってうまくいかないときにさわって、願いをかなえましょうと伝えました。今年１年間で、どんなことをがんばり、どんなことができるようになりましたか。笠原っ子が輝く姿は、学校ホームページでたくさん紹介してきました。では、学年全体を見て、よかったことを伝えます。 

　１年生は、明るく元気に過ごし、笑顔いっぱいでした。あいさつや返事がいつもすばらしかったです。

　２年生は、すいかわりやひみつきちづくりなどの楽しい活動がたくさんありました。やる気いっぱいで、笠原小の中で授業中の発表が一番多い学年でした。

　３年生は、笠原や袋井市のことを学んで、知っていることが増えました。４月に比べて態度が立派になり、学年としての変化と成長を一番感じます。

　４年生は、総合をがんばり、自然や福祉など、たくさん学び、深く考えました。また、タブレットの使い方がとても上手だったのが４年生でした。

　５年生は、図書室の本を学習で一番活用していました。集中力があり、ノートがしっかりとかける子が多いのも５年生でした。

　６年生は、運動好きの子が多く、体育のレベルが高かったです。本番に強く、いざとなるとしっかりとやれるのがすごいと感じました。 

　学校生活は1年ずつの区切りがあって、１年生から５年生までは１つ上の学年に進級します。４月には新しい１年生１６人が入学してきますから、やさしく迎えてください。そして、「明るい子」がいっぱいの、楽しい笠原小学校をみんなでつくっていきましょう。

　６年生はいよいよ中学生になり、半分大人の仲間入りをします。ＪＲやバスは大人料金、施設の入場料も子供料金ではなくなります。いろいろな場所で大人としての態度や責任が求められてくるのです。浅羽中学校での活躍を期待しています。笠原小学校にもときどき遊びに来てください。　

　さて、明日からいよいよ春休みになります。浮かれた気持ちで過ごして事故やけがをすることがないようにしましょう。笠原っ子も先生方も１年間お疲れさまでした。