校長のあたまのなか

全国学力学習状況調査の分析から

2025年10月2日 13時46分
授業

 袋井市では、記述式問題の無答率を下げることを目標に各校の取組を求めています。本校では、少人数の良さを生かして、個に応じたきめ細やかな指導を行ってきました。

 国語の学習のまとめやふりかえりでは、低学年でもノート1ページ以上ぎっしりと自分の考えを書く子が増えてきました。

 全国学調の記述式問題の無答率を見ると、国語と理科は、袋井市全体の無答率よりもすべて低いです。しかし、算数は市の無答率よりも高い問題が2問あります。

 そこで、算数において正答率の向上につなげ、学ぶ楽しさを実感できるような授業にシフトしていくようにします。個々の理解度やつまずきに対応した算数指導を行っていきます。算数で学んだことが生活の中で生かされるような「パフォーマンス課題」に取り組ませることを、研修主任に提案していこうと思います。

R7 記述式問題の無答率 (単位%)

問題

2

3(2)

1(2)

2(4)

3(2)

4(2)

1(2)

3(4)

袋井市

8.1

20.8

1.8

5.5

20.6

8.1

11.4

16.8

笠原小

4.5

18.2

0.0

13.6

18.2

9.1

4.5

9.1