校長のあたまのなか

段丘上のくぼ地

2025年9月30日 13時46分
防災

 笠原小学校は、三沢川の河岸段丘上にあります。第四紀の新しい地層で、褐色の砂や泥の中に丸石を含んでいます。未固結のため崩れやすいのが特徴です。

 笠原小の東側や南側は平坦ではなく、起伏の多い地形です。そのため、大雨が降ると、水が集中して流れる場所があります。段丘上のくぼ地には、水が集まります。

 すると、地層中の砂や泥だけが流れ出て、丸石が沈降し、陥没が起こります。学校南東部の角のくぼ地には、三角コーンが置かれていました。

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 場所の詳細。黄色い矢印が陥没地点

くぼ地

(グーグルマップの画像に加筆)

 10月31日の講話に向け、笠原地区のフィールドワークを続けているところです。この場所はふだん子どもたちが通る道路ではないのですが、三輪地区の子どもたちには注意喚起をしておこうと思います。