第2回学校運営協議会(鼓濤の会)を終えて
2025年9月22日 09時14分9月19日(金)の午後に学校運営協議会が行われました。5校時の授業を参観していただいたあと、学校からは、全国学力学習状況調査の結果と分析、学校評価の中間報告をしました。委員の方々からは、学校に対する質問や要望が寄せられました。
【出された質問など】
Q1 児童用トイレにサンダルを置くことをやめているが、いつからか? どのような考えで対応しているか?
A1 昨年度のトイレ改修工事後、床の材質がタイルからシート張りなった。以前のように床が濡れているわけではないので、スリッパは取りやめた。ただ、スリッパを使いたい子のために1つは用意されている。
Q2 学校の安全について、不審者対応用の「さすまた」はどこに置かれているか? 不審者対応の監視カメラの新設は難しいと聞いたが、センサーライトの設置状況は?
A2 さすまたは職員室と校舎2階の空き教室に置かれている。品川の事件を受けて危機対応マニュアルを見直した。センサーライトは昨年度の事件のあと、東門に設置されている。
Q3 給茶機が使用できないと聞いているがどういうことか?
A3 水道管取り換え工事中であり、業者から「新しい水道管はしばらくは油のにおいが気になる」と聞いたので使用を控えている。水が飲めないわけでも給茶機が使えないわけでもない。水筒のお茶がなくなった子のために、職員室の冷蔵庫にペットボトルのお茶を用意し、必要に応じて配っている。
Q4 全国学調の結果分析は、その時の6年生の結果に一喜一憂するのではなく、同一学年の推移をみるべきではないか? 10年前からの笠原小の反省を積み重ね、指導の蓄積を図るとよい。
A4 確かにその年の6年生の実態によって、結果が上下することがある。本校の児童は算数が苦手という傾向がある。個の結果を把握し、教師間で共有することで、継続的な指導につなげていく。
【意見・要望等】
・児童昇降口前に以前のように図書室の本を並べてほしい。早く登校した子が待つ時間に本に親しむ環境をつくってほしい。(本校は、午前7時50分までは、児童は階段下で待機する。)
・6年生のキャリア教育では、子どもの思いを生かした学びが行われた。地域学校協働推進員として、地元の方とのパイプ役になり、テーマごとに6人を紹介した。2学期は、児童が3か所に出向き、さらに学びを深める予定である。
・不登校の子がゼロになり、2学期はすでに2回も全員出席の日が達成できているのがすばらしい。学校には信頼できる先生がいるという評価項目の保護者の数値が上がるとよい。
・1学期よりも挨拶ができていると感じる。
・1年生がすでに下校していて参観できなかった。全学年参観できるように配慮してほしい。どの教室で何が行われているかも分かりやすく伝えてほしい。
・2年生の教室だけが暑かった。エアコンの使用は?
・6年生は算数のテストをやっていた。開始15分で終わってしまい、時間を持て余す子がいた。算数の指導の難しさを感じる。
・子どもの数が減っているが、少人数指導だからといって良いことばかりではない。かえってやりにくいこともある。
・(できていないところに着目するのではなく)笠原小のいいところを生かすような学校評価にしてほしい。「楽しい学校」が実現できることを願っている。