校長のあたまのなか

ビオトープを守ってくれている人

2025年9月19日 09時38分
環境教育

 昨日の放課後、磐田市立城山中学校の平野元英先生からお電話をいただきました。竜洋東小学校のビオトープ「袖浦杜」をつくったころの様子を聞きたいとのことでした。今度、子どもたちの前で話をするそうです。

 平野先生は、竜洋東小の学区に在住で、ビオトープ管理士の資格を取得し、20年以上も学校ビオトープを守ってくださっています。本当に頭が下がる思いです。

 平成9年に学級の子どもたちと勢いに任せてつくってしまったビオトープが、その後も荒れることなく残っているのは、地域で支えてくれる方がいるからだと実感します。

 当時の資料を探したら、見つかったので、平野先生に添付ファイルでメールで送りました。あのころ、休み時間や放課後、休日に学校に来て夢中でビオトープをつくった子たちが、今、39歳。地元に残っていれば、お子さんが母校に通っているのではと、想像します。あの「袖浦杜」は、お父さんたちがつくったんだよって、話をしていたらすてきだなと妄想してしまいます。

 笠原小のビオトープも学校に隣接した森も、人手が入り続けることで荒れることなく子どもたちの学びの場として生かすことができると思います。笠原の自然に関心をもち、学校ビオトープを守り続ける平野先生のような方が出てくることを期待しています。

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