学校の自慢として長く続けるよさ
長野県松本市立清水小学校が、学校に生息するトンボの変化を研究し、SBC学校科学大賞に選ばれた記事を見つけた。SBCとは、「SBC信越放送」という地方のテレビ局である。https://news.yahoo.co.jp/articles/f6745faee37bd48428d1051a9807ab06c059727a
以下、記事を引用する。
今年度の大賞に選ばれたのは、松本市の清水小学校のヤゴ飼育班の7人で、SBCと県教育委員会から表彰状とレリーフが贈られました。 飼育班では、ヤゴの観察から校内のビオトープにやってくるトンボが20年前と変わっていないかどうか疑問を持ち、テーマに据えました。 研究では過去のデータを踏まえ仮説を立てて検証する姿勢や、観察結果をデータと照らし合わせて深く考察した成果が高く評価されました。 SBCテレビでは大賞と優秀賞、合わせて3校の研究内容などを、21日放送の特別番組で紹介します。
清水小学校は、私にとって記憶に残っている小学校である。全国学校ビオトープコンクール2005(第4回)で、文部科学大臣賞をとったのが松本市立清水小学校で、環境大臣賞をとったのが磐田市立向笠小学校だった。向笠小でビオトープづくりとトンボに夢中になっていた私にとって、同志でもあり、ライバルでもある学校だったからだ。
https://www.biotopcon.org/biocon_awardwinner_list.htm
あれから20年以上、清水小学校は、環境教育を学校の教育の柱として継続し、トンボのヤゴを飼育し続けていたのだ。すごいし、うらやましい。学校の教員は入れ替わっても、トンボにこだわり、ビオトープを教材として活用し続けてきたのだ。
笠原小学校は、清水小学校や向笠小学校に負けないくらい、自然に恵まれている。ビオトープや学校林もある。環境教育を学校の自慢や魅力にできるポテンシャルを秘めている。向笠小学校は、今月末で閉校してしまう。代わりに静岡県西部で笠原小学校が、トンボの環境教育を引き継いでいけたらすばらしいと思う。校長一人が旗を振っても動かないので、市や地域のサポートがあればいいのに。
来年度から、笠原の自然を探究する学習が進んでいくことを期待している。活動のネタやヒントは「校長のあたまのなか」で2年間紹介し続けた。カテゴリを「環境教育」に指定すればまとめて見られるようになる。参考になれば、幸いである。